若さが贈る

いつまでも、心に青春を。

ヨーロッパを8ヶ国20都市回った元旅人が、行って良かったと思えるおすすめベスト5の街を発表する。

海外旅行は、好きだろうか。

観光地を回ったり、美味しいものを食べたり、リゾート地でのんびりしたり、その地の文化に触れたり。

人それぞれ色々な理由はあると思う。

僕にとって海外は、旅そのものだった。

大学4年、残された大学生活を考えた時に溢れてきた思いは「ヨーロッパに行きたい」だった。

そうとわかれば、すぐにバックを背負い45日間に渡る旅に飛び出した。

 その間回った国は西欧8か国、そして都市は約20都市。

イギリス、ベルギー、ドイツ、チェコオーストリア、イタリア、スペイン、フランス。8か国鉄道で国境超えていった。

そんな旅の中で、『ここ行って良かった!』と思った都市ベスト5を、あなたの次の行先に役たてばと紹介したいと思う。

では、さっそく!

 

 

第5位 ブリュッセル

 

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いきなりこいつがくるかよ、ベルギー・ブリュッセル

ヨーロッパ旅行の中でそんなにお目当ての場所に上がってこないこの国この都市、どうしてランクインなのか。それには私情がものすごく関わっている。というかほぼ私情でしかないんだけどさ。

 

イギリスからユーロスターで始めた入った国がベルギーだったわけだ。

えーと、つまり、もうご飯のおいしさのギャップが半端なかったわけで。

イギリスマズい⇒ベルギーなにこれ飯上手くね!?????うおおおおお!!!

みたいな印象が強すぎてランクインってわけ。笑

実際にご飯は相当美味しい。

正直前述の補正は抜きにして8ヶ国の中でイタリアと並ぶんじゃないかと思っている。

 

後はチョコ大国という点。あ、はい、甘党です。

色んなチョコが色んなところでグラム売りしていて気軽に食べられるし、何と言ってもゴディバの本店とか有名老舗チョコレート菓子店がずらっと並んでいる。

偶然話した日本人の中にはチョコ買うためだけにブリュッセルに立ち寄ったという人もいたくらいだ。

 

小便小僧とかしょぼかったり世界遺産は少ないイメージだけど、なにかとバランスがよくておすすめな街だと思う。全体的に綺麗だし、ヨーロッパって感じも実感できるし、食べ物も美味しいし。

あと観光地だけでなく国連まで歩いて行けたりと、世界の中心を感じられるという点でもおすすめ。

わりと楽しかったよ、ブリュッセル

 

 

第4位 ウィーン

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4位にはオーストリアのウィーンがランクイン。

なんというか、ここだけでヨーロッパの雰囲気は楽しめるんじゃないかっていうくらい世界遺産が目白押しだった。

バックパックの時は4ヶ国目に訪れたわけだけど、正直ウィーンのせいで観光はもうお腹いっぱいになった感はあった。

ウィーン王朝の建築物から、なんか仰々しい銅像とか、芸術面で音楽の祭典が開かれていたり、本場のオペラを楽しめたり、美術館だって有名どころが幾つかある。

書いてて改めて思うけど、本当にヨーロッパ観光のエッセンスが凝縮されている街な気がする。

物価も他の国に比べたら安いし、人もフレンドリーだし、いいとこだった印象

あと、ドイツと同じくビールは上手くて安かったはず。

それにウィーン以外にも、ちょっと足伸ばせば行ける世界遺産があるのも魅力の一つかもしれない。

 

 

 

第3位 ウィンダミア

 

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ご飯がマズすぎ&物価が高すぎであんまりいい印象のないイギリスから湖水地方ウィンダミアがランクイン。

誤解のないように言っとくとイギリスは好きなんだけどね、うん、ご飯がまずいんだよね、うん。

 

湖水地方と言えばピーターラビットの発祥の地で有名な場所。

どうして行こうと思ったかははっきりとは覚えていないが、何かの本で偶然湖水地方を見た時に写真が綺麗で今度イギリスに行くときは行ってみたいなと思っていたから、だったような気がする。

 

僕が行ったのは夏だったが、ホントにイギリスの中でも北の北、メチャクチャ寒かった。だけど、湖と緑が広がるゆったりと穏やかな感じにはものすごく癒された。

そして、たしか15分くらいで登れるオレストヘッドという丘があるんだけど、そこからの景色が本当に素晴らしくて、初めて風景で心を打たれたのを今でも覚えている。

ロンドンから新幹線飛ばして足を運ぶ価値のある絶景だと思う。今のところ人生Top3に入る。

 

あとリスがたくさんいる。芝生に腰かけてたら傍まで寄ってくる。鬼可愛い。

 

 

第2位 グラナダ

 

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正直これは旅の始まりに自分でも予測していなかった、スペインのグラナダ

スペインは他にマドリードバルセロナに行っていて、あと1都市をバレンシアにするかどこにしようかなーってくらいな感じでテキトーに選んだグラナダ

確か最終的な決め手は一番マドリードから近かったって感じだったと思う。

 

それがどっこい、行ってマジで良かった。

アルハンブラ宮殿が偉大だった。もうその一言に集約される。

ホントになんだろうな、あそこは。そもそもグラナダはホントに最後の最後に行った都市で、もう観光もお腹いっぱいだよって感じの時に、まあなんとなくアルハンブラ宮殿行っとくかーって思っていったら完全に飲み込まれた。何と表現したらいいかわからないが、純粋に楽しかった。なにが楽しかったかと言われたら上手く伝えられないんだけど、本当にその偉大さに魅了されて、ずっと居たいと思うくらいだった。実際夜の10時ギリギリぐらいまでいたんじゃなかったけな。

 

アルハンブラのことばかり話したけど、実はグラナダはフラメンコの本場であり、スペインの文化をがっつり楽しめる場所でもある。

洞窟でフラメンコ見たけどこれも素晴らしかった。

それにしてもアルハンブラはまじで最高だった。

大切なことだからしつこく言ってます。(笑)

 

 

第1位 パリ

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 女の子可愛い、スイーツの聖地、食の王様、ルーブル美術館をはじめとする芸術大国、凱旋門エッフェル塔、観光客に向けた数々の路上パフォーマンス、サンジェルマン通りにはヴィトンをはじめとするラグジュアリーブランドが立ち並び、洗練されて上品な街並みに、ヴェルサイユ宮殿といった世界遺産の数々、そして女の子が可愛い。

もう文句なしの第1位だ。

i行ってよかったどころか、住んでもいいくらいだ。

というかインスピレーション受けすぎて、わざわざ一か月アパート借りて生活しに行ったくらいだ。

 

hiro-red.hatenablog.com

 

パリは本当に最高だと思う。

特に女の子!女の子三人くらいで行くとめちゃくちゃ楽しいと思うぞ、マジで!

 

 

最後に

 

それなりに意外なランキングになったんじゃないかなあと思っている。

ここで紹介した場所以外に、もっと旅行雑誌で紹介されているような主要都市にも足を運んだんだけど、僕の心に響いたのはどうも偉大な風景と上品な景観だったみたいだ。

 

人によって、旅や国を印象付けるものは異なる。

それは出会った人との物語かもしれないし、心に焼き付くような風景かもしれないし、ほっぺたが落ちるような料理なのかもしれない。

もし、今この記事を読んでくれているあなたが、僕と同じような感性タイプの人間なら、ここで紹介した場所は絶対行って良かったと思うこと間違いなしだ。

 

今すぐ旅に出たくなる!-元旅人が紹介するおすすめ旅本4選。

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旅に出たい。

そんな想いに駆られたことって、みんなこれまでの人生の中で一度はあると思う。

”旅”とか仰々しくなくてもいい。

ふらっと遠くに行ってみたい、この電車の行きつくところまであてなく揺さぶられていたい、通勤時に横目で通り過ぎる新幹線に飛び乗ってどこでもいいからどこかへ。

こんなふとした気持ちになることってないだろうか。

 

みんな旅に出る理由はそれぞれだ。

だけど共通しているのは、みんな必ずに何かに触発されて旅に出るってことだ。

今回はあなたの旅への想いに火をつける中の一つ、旅本について

おすすめの厳選4冊を紹介したいと思う。

 

 深夜特急

バックパッカーのパイオニア沢木耕太郎さんの深夜特急

アジアからヨーロッパへ鉄道を使って旅をしようという、酔狂なことを思い立った男の物語。

実話に基づいているらしいけど、読み物としても非常に面白く、実際にバックパック、いや旅というものがどういうものか感じることが出来るおすすめの一冊だ。

「エキサイティングな体験が待っている」、そう思って居ても立ってもいられれなくなってくる。

 

ちなみに一番面白いのは1,2巻。

 

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

 

 

 自分の仕事をつくる旅

 

辛いことがあった、世界を見たい、非日常に浸りたいー。

旅にはいろいろな形がある。その中でも、テーマを持って旅に出ることを薦める一冊。

テーマを持った旅は放浪や当てもない旅とは違い、確実に自己成長が待っている。

実際に様々なテーマを持った旅人たちの11個のエピソードが掲載されていて、一歩踏み込んだ旅をするうえで非常に参考になる本だ。

著者はこのテーマを持った旅を、ありふれた旅からの脱却、キャリアに繋がる特別な旅って表現している。

 

巻末には実際にどうすればテーマを持ったたびが出来るか、旅を実りあるものに出来るかといったことに触れているのもおすすめポイントだ。

 

自分の仕事をつくる旅

自分の仕事をつくる旅

 

 

 僕らの人生を変えた世界一周

 

旅に出て、世界を見て、新しい価値観に出会い、これまで見えてこなかった想いに気づいた15人の旅人のエピソード集。

これも「自分もどっか行こう」と世界、旅への興味を後押ししてくれる一冊だ。

深夜特急もそうなんだけど、この本には旅で出会うものへの期待感、キラキラした希望みたいなもので満ち溢れていて、読むだけでワクワクしてしまう

 

僕らの人生を変えた世界一周

僕らの人生を変えた世界一周

 

 

 行かずに死ねるか!

会社を退職し自転車で世界一周に挑んだ石田ゆうすけさんのノンフィクション本。

そもそも自転車で世界一周をするっていうぶっ飛んだ内容が興味をそそるのはもちろん、旅の描写だけじゃなく石田さんが旅をする中で感じたこと、考えたこと、そして想い、それらが一人称でふんだんに盛り込まれていて、旅人の気持ちを疑似体験出来る点が非常におすすめだ。

 

行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫)

行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫)

 

 

 

最後に

 かく言う僕も、大学3年の秋に初めて京都へ一人旅をして以来、ヨーロッパをバックパックで回り、京都ー東京間ママチャリで走り、パリに一か月住みに行き、社会人になってからもNYに一人で出かけるなど、継続してどこかしらに行っている旅人のはしくれだ。

だからこそわかる、旅っていいもんだってことが。

旅は新しい価値観との出会いや、普段の生活では絶対交わることのない人達との出会い、エキサイティングな体験、あなたの心をワクワクさせるもので満ち溢れている。

いや、それ以上に旅の良さは、一瞬かもしれないその期間があるだけで、人生を特別な色彩を帯びたものへと変えてくれることかもしれない

 

さあ、心を動かされたなら、一歩進もう。

海外バックパックの宿泊費を安く抑えたい人必見!!格安宿が探せるおすすめサイトを紹介!

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こんにちは!

行動型考察系ブロガーのカズマです。

 

これまでヨーロッパにいったりアメリカいったり、旅をする時にはいろいろな宿を使ってきました。

ホステルのドミトリー、アパートメントのレンタル、Airbnbで民泊、カウチサーフィンで民泊、野宿。

 

hiro-red.hatenablog.com

 

 

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そんないくつも種類のある宿ですが、海外バックパッカーの強い味方は何と言ってもホステルです。

理由は3つあって、1つは安さです。

安いところになればヨーロッパで一泊10ユーロ(現在レートで1,200円くらい)付近で泊まれます。当然朝食付きですよ。普通にホテル泊まりだと万単位するのに、、、。

もう1つは労力がさほどかからない点です。

カウチサーフィンにしろAirbnbにしろ、安いのは安いのですが宿を探すまでに一苦労します。それに対してホステルはものすごく人気なところでも回転率が高いところがほとんどなので、ハイシーズンでも滅多に宿を予約するまでに時間がかかるということはなかったです。

最後の1つは個人的にホステルの一番の醍醐味だと思っているのですが、世界中の旅行者と仲良くなれることです

 

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ではそんなホステル、しかも「なるべく安くて良い宿に泊まりたい!」という方に、

 今回はヨーロッパを1カ月半バックパックした時にメインで使った2つのサイトを紹介します。

 

ホステルワールド

www.japanese.hostelworld.com

 

世界170か国、35,000件のホステルが登録されている大型ホステル検索サイトです。

地域にもよりますが、ヨーロッパで言えば一泊10ユーロ代からのホステルが掲載されています。日本円換算したら2,000円余裕できるところがうじゃうじゃあります。

実はバックパック中に一番使っていたのですが、何が良かったかといったら口コミの多さです。

ホステルを選ぶときって安さはもちろん、実際にシャワーがどんな感じなのか、治安はどうなのか、スタッフの対応、宿泊客の質なども気になってきます。

そういった気になるところに手の届く口コミが多く、宿選びが非常に良質なものになりました。

 

ブッキングドットコム

www.booking.com

 

世界最大級の宿泊予約サイトです。

ホステルというよりかは格安ホテル、といった認識のほうがいいかもしれません。

ホステルワールドでどうしてもしっくりくるところがないなあと感じた時に使ってました。

常にどこかしらの宿でセールを行っているので、割安感はあるかもです。

 

 

例外編

今回はWEBサイトで安い宿はないか?ということで上記2つのサイトをご紹介しましたが、意外に地球の歩き方にも安くて良いホステルが載っていたりします。

地球の歩き方で目星をつけて上記2つのサイトで予約をしてみる、という使い方も通かもしれません。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

海外旅行といったら宿泊費、日数が長くなればなるほどそのウエイトは大きくなるものです。

是非上記2つのサイトを利用して、ちょっとでも浮いたお金で美術館に行く、現地の美味しいものを食べる、といった形で、旅をより楽しいものにしていただけると嬉しいです。

一人旅の始まりは京都だった。

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ママチャリでお金を持たずに京都から東京まで旅をした。

そう話すと、チャリダー*1や旅人達から驚愕や畏敬の目で見られる。ヨーロッパのバックパックから始まった一年間の旅人時代は、仲間内でも一目置かれるもののようだ。

だけど、僕だって最初からガンガンリュック1つで海外を飛び回っていたわけじゃない。

誰にしても、なんにしても、原体験というものがある。

旅人としての原体験、それは大学3年の秋に京都に行ったことだった。

 

あらかじめ計画があったわけではなかった。

ただ、ずっと行きたいという思いは頭の片隅にあった。

就活解禁の一週間前、これから内定決まるまでは遊べないなって考えてたところに、JRのキャチコピーまんまになぜか思い立った。「そうだ、京都へ行こう。」と。

また行きたいと思い続け、気づけば8年が経っていた。

 

 東京から京都へのアクセス

一人で京都に行く。そういった時に使う公共機関はいくつか考えられる。

飛行機、新幹線、電車、バス。

時間とお金の兼ね合いもあるだろうけど、僕が選んだのは新幹線だった。

まず飛行機だけど、残念ながら京都に空港はなく大阪経由で行かないといけない。

夜行バスだと曜日にもよるけど平日往復でだいたい5,000円くらい。

夜行バスめちゃくちゃ安っ!

だけど疲れるの嫌なんだよねーってことで却下。

 

新幹線だと往復2万円。

時間との兼ね合いもあってこれくらいの金額だったら早く快適に新幹線だろう。

 

 

初めてのゲストハウス

一人旅をするとなったらまず困るのはどこに行くかよりどこに泊まるかだ。

 良さげのホテルや旅館になるとシングルの受け入れをしているところって意外に少ない。ビジネスホテルに泊まるっていう選択肢はなんとなく寂しいし、風情がない。

じゃあどうしよう。

そのときパッと思い浮かんだのが、行きつけの美容師さんが話してくれたゲストハウスだった。彼女は沖縄でゲストハウスに泊まったことがあるらしく、そこで初対面の人と仲良くなって当初行く予定になかった離島に一緒に連れて行ってもらって楽しかったと言っていた。しかも彼女が泊まったゲストハウス、系列で確か京都にもあったんじゃないかなあとのこと。

 

ここに泊まろう。僕はそう直感した。

沖縄・京都・高山の安宿 ゲストハウス『月光荘』moonlight guest house

 

スタッフさんは皆フレンドリーで楽しかった。

ドミトリー(確か4人部屋だったと思う)は変な人もいたけど、京都が大好きで年に何回か来てるっていう人と仲良くなって、名所を何個か案内してもらった。

とりあえず京都に行って、後のことはそれから考えようと思っていた僕にとって、こういった旅行好きとの出会いはたまらないものだった。

 

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おすすめのスポット

一人旅ってどこに行けばいいのか。おすすめの観光ルートを教えてください。そういった質問はよくされるんだけど、正直気持ちの赴くままに好きなところにいけばいいって考えてる。

その日の朝に思いついた場所、現地の人から聞いた場所、他の旅人から聞いた場所、あらかじめリサーチしていた場所。せっかく一人なのだから自分のやりたいようにやればいい。

そうは言いつつ何か一つと挙げるなら、おすすめしたいのは鞍馬山だ。

 

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そうです、天狗の出るところです。

若かりし頃の義経が修行で籠ったとも言われている山で、明朝に身を投じると何とも神秘的で言葉にしづらい素晴らしさがある。

京都の観光スポットの中でもそんなにメジャーではなく、行ったら半日は取られるし、なおかつ朝早くに行くなんて一人じゃないと中々いけない場所だ。

まとめ 

一人旅ってなんか不安だと思ってる、だけどやってみたい、そう思っている人は結構いる。僕だって今じゃ一人で世界のどこにでも行けるけど、やっぱり最初は多少なりともビビった。

中々一歩が踏み出せない人は、京都に軽ーくいってみてはいかがだろうか。

 

*1:自転車で旅をする人

フランス、イタリア、オーストリア、日本の4か国で野宿した元旅人が、公園でのスマートなお風呂の入り方を伝授する。

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こんにちは、行動型考察系ブロガーのカズマです。

前回は世界規模での野宿経験をもとに、 「やばい、これは今日本当に泊まるところがない」という状況に万が一追い込まれた際の本当に正しい野宿のやり方を伝授しました。

 


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今回も前回と同様に、傍からみたらアホすぎることだけど本人はめちゃくちゃ本気だったことについて書きたいと思います。

もうホントばかばかしいから、気楽に読んでください。笑

 

おそらく、前述の野宿のやり方の記事を読んで一つ疑問に思った方も多いことでしょう。

「あれ?野宿はいいけどお風呂はどうするの?」と。

そう、野宿と言えば絶対に付きまとう問題はお風呂をどうするかです。

まあ実際問題1日なら入れなくても我慢できるかもしれないけど、それが2日3日と続いていくと、自分でも「ぎゃー!なんかムズムズして気持ち悪い!!」 ってなるし、なによりも周囲に対して汚い見た目と汗臭さを振りまいて迷惑極まりない行為です。

かくいう僕も、お金を一切持たずにママチャリだけで京都ー東京間を旅した時は3日間連続でお風呂にありつけないという状態でした。

 

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では、そこをどうやってクリアしたか。

その秘技すらも無料で全ネットユーザーの方々に公開しようと、今回重たい腰をあげて再び筆をとることにしました。

 

ま、公園のトイレ使いましたよね。

 

どうして公園のトイレなの?

 

野外でお風呂に入ろうと思った時に最も大切なことは水があることです

というか水がないと何も始まりせん。体洗えないし。

そうしたら、アニメとか時代劇とかで川で行水しているシーンを見たことあって、「じゃあ川いけばいいんじゃないの?」っていう答えに辿り着く人が大半だと思います。

はっきり言わせてもらいます。

 

川なんてそうそう近くにないから。

というか、風呂入るために旅の途中で川探すなんてめちゃくちゃ疲れそうなことしないから。いやホントに。(真顔)

つまり何が言いたいかっていうと、風呂に入る場所は全国津々浦々どこにでもありアクセスのよい利便性の高い水がある場所の必要があるってことです。

となると、考えられる選択肢は2つ。

そう、公園かコンビニのトイレ。

その中でも公園を押す理由は2つあります。

1つは時間です。

風呂に入るという行為は家でシャワーを使っても最速で5分はかかりますよね。ましてや普段慣れない野外となると、もっと時間を要することになるから、コンビニのトイレを使っちゃうのは迷惑だしさすがに気が引けるでしょっていう話です。

もう1つはスペースと水量の問題。

おおむねコンビニのトイレって、センサー式のちょろちょろしか水が出ないものが多く、加えてめっちゃ小さい洗面台なので作業がしづらい。

その点公園のトイレは、蛇口式やプッシュ式で水バー出るところが多いし、場所によっては長方形の大きな手洗い場だから非常に使いやすい。

こんな理由で、公園のトイレでお風呂に入るのがベストなんです。

 

 実際に入ってみよう

 

では実際にどうするか。順を追って説明します。

 
手洗い場で頭を洗う

誰しも小学校か中学校くらいで体育の授業終わりとかに蛇口で頭から水被って「気持ちいいー!」ってやったことがあると思います。要はそれです。それにただ髪を洗うという行為が一つ加わっただけですよ。なんともわかりやすい。

この時、他のトイレ利用者の迷惑にならないように迅速に気を配りながらすることは忘れないようにしてもらえればと。

 

タオルを水で湿らせる

次に体を洗う準備。

これも必ずみんな経験したことがあると思うんだけど、風邪で高熱を出してお風呂に入れない時、せめてお湯で絞ったタオルで体を拭くということをやったことはないでしょうか。

そう、これも要はそれと同じです。

 

個室トイレにこもる

あとは絞ったタオルで体を拭けばいいだけ。

別に外でやってもいいし、というか外の方が広いからやり易いとは思うんだけど、やはり警察との兼ね合い上そういう危険な橋を無意味に渡ることは避けた方がベストだろうと思います。

 

まとめ

 

まあこういうわけで、野宿してお風呂に入りたくなったときはちゃんとマナーを守って公園のトイレを使ってください

この記事を読んでくれたことで、みなさんのサバイバル経験値が飛躍的にあがることを切に願います。

国際学生証を持って海外旅行に行こう!ー必ず発行しておきたくなる3つのメリットー

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こんにちは、行動型考察系ブロガーのカズマです。

 

先日引っ越しの荷物を整理していたら、ヨーロッパをバックパックした時に使った国際学生証がでてきた。

「うわーすげえ懐かしい!」と感じると同時に、この一枚のカードのおかげで旅の費用が抑えられてかなり助かったなあと感慨深げに思い出しました。

おそらく海外旅行に行く学生の中で、国際学生証を持ってますという人は滅多にいないんじゃないのでしょうか。

そもそも「国際学生証ってなに?初めて聞いたけど。」って人も多いんじゃないかと思います。

そこで今回は、国際学生証を発行して海外旅行をする3つのメリットを紹介したいと思います。

 

国際学生証ってなに?

 

メリットの説明に入る前に、”そもそも国際学生証ってなんやねん?”について話をしておきたいと思います。

国際学生証とは、全日制過程の学生を対象とした割引カードであり、旅行や保険等で割引や特定を提供している、ユネスコ承認の全世界共通の学生身分証のことです。

 

www.univcoop.or.jp

 

簡単に言うと、学生証の世界共通版で学割が使えるようになるって感じです。

資格を満たした正規な学生にしか発行されないと規定がありますが、本当にただの学生証のイメージで、学生なら大丈夫なので安心してください。

では、国際学生証についてはこんなところにしておいて、さっそくメリットについて書いていきます。

 

 

メリットその1:とにかくお得感しかない

 

国際学生証を持っていて何がいいかっていうと、海外で学割を受けられることが最大のメリットといっても過言ではないです。というかそのために作るようなもんです。

 

海外にも日本と同じように学割という制度があります。

この学割を利用するためには、当然ですが学生であることを証明するものが必要となります。

この際、日本で通っている高校や大学が発行する身分証(学生証)は効力を持ちません。どうしてなんでしょうね。「お前の国での証明なんて知るかよ!」って感じなんですかね。

「パスポートじゃダメなのか?」と思って一度パスポートを出してみたことがあるんですが、「No.」と返されました。その時は年齢で学生だってわかるだろ!と憤慨したのですが、まあ年齢がわかったからって学生であることを証明したことにはならないよなあと今では納得しています。

なにはともあれ、学生であることが証明出来ないと一般料金で案内されてしまいます。

 

そしてこの学生料金と一般料金の差が、日本と同様にかなり大きいんですよね。

ヨーロッパに行った時は美術館系は入場料無料になるところが多かったし、オペラをみたり世界遺産を見たりするときも良い時は半額ぐらいになるところがありました。

美術館や世界遺産によりますが、高いところで3,000円くらいはかかるとして、その半額で済むとしたら1,500円は一つの観光スポットでうくわけです。

これってめちゃくちゃお得じゃないですか?

その浮いた分のお金で別の体験が出来ると考えたら、使わない手はありません。

実際国際学生証を持参していたおかげで、バックパック中は費用をかなり抑えられて助かりました。

 

 

メリットその2:身分証としてしっかり機能

 

もう1つの主なメリットは身分証としてしっかり機能してくれることです。

「えっ、それの何がいいの?パスポートでいいじゃん。」って思うかもしれないけど、意外とカードタイプのものが身分証になるって海外旅行で便利なんですよ。

 

ほとんどの人が海外で身分証の提示を求められたらパスポートを出すと思うんですけど、これが大切に鞄の奥の方に入れていることが多いもんだから毎度毎度とり出すのが面倒くさいんですよね。というかたまに「あれ、パスポートどこだ?」って探すことに手間取ることも。

それに比べてカードタイプの国際学生証であれば、財布の中に入れとけばいんだからスッと出せて楽チンなのは手に取るようにわかります。

なにより、パスポートを外出先何度も出したり入れたりすることによって、もし無くしてしまった時のことを考えると絶対国際学生証でしょう

 

メリットその3:グローバル感がでてかっこよくね?

 

これはもう単なる主観です。笑

国際学生証って当たり前だけど日本でも使えるんですよね。

なにかある時に「身分証の提示をお願いします」って言われて国際学生証をサラッと出したら、「なんだこのハイパーグローバルな学生は!!」って思ってもらえてカッコいいじゃないですか。笑

ホントただそれだけです。

 

 

どうやったら手に入るの?

 

方法は発行所に行って発行するか、郵送で行うかの2通りあります

大きな違いは料金くらいですかね。発行所に行くのが1,750円、郵送が2,300円かかります。「発行に料金がかかるんかい!」と思った人もいるでしょうが、大丈夫です、そんなの気にしなくてもいいくらい十分モトはとれます。

発行所は全国あるみたいなので、詳しくはホームページにて確認してみてください。

僕は大学生協で発行したような気がします。

 

 

まとめ

 

とにかく持ってないと損だよっていうのが国際学生証というカードです。

だって海外旅行って観光するのがメインじゃないですか?

そこで大活躍してくれるんだから、手元にあるに越したことはないですよね。

興味をもたれた方は、さっそく作りに行ってみてください。

「一度は泊まってみたら?」ゲストハウスの出会いが旅行がもっと楽しくする。ー元旅人のゲストハウスのすすめ

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"ゲストハウス"といったら、バックパッカーといったザ・旅人の専売特許というイメージが強いのではないだろうか。

旅行といったらホテルをとって(もしくはパッケージに組まれてて)、一緒に行った仲の良い友達とお酒を飲みながら、今日あそこがよかったね、あれが面白かったねと一日の出来事を振り返ったり、お互いの恋愛事情を語り合ったりっていう人が大半で、実際そんな時間もメチャクチャ楽しい。

だけど、敢えて旅とかじゃなくてもゲストハウスに泊まってみると楽しいよってことを言いたい。

"ゲストハウス"、"ホステル"、まあ色んな言い方はあるけど、ここで指しているのは宿泊者が仲良くなれる、そんな空間を提供している宿のことだ。

そんな場所に泊まると楽しい理由は、普段では出会えない人たちに会うことが出来るってこと。

「えー、観光だけ出来れば満足だよ」って思ったあなた、本当にそうだろうか。

 

 

みんな非日常を求めている

 

どうしてみんな旅行をするのだろう。

彼氏彼女との思い出作りのためだろうか。

テレビでみた観光地に興味が湧いたからだろうか。

どんな理由であれ、共通しているのは非日常の楽しさを求めているということだ。

いつもと違った風景、観光地の何とも言えない高揚感、がっつり過ごす友達との時間、日常から抜け出せる時間の心地よさを求めて旅行をしている。

そしてもっと突っ込んでいえば、予期できない非日常体験を無意識に求めている

旅行を振り返ってみたらトラブルが一番印象的だったよね、っていうような経験は誰しもあると思う。あんなことあったけど、あのおかげで面白い旅行になったみたいな話のことだ。

それを実現してくれるのが、普段では出会わない人との出会いなのだ。

自分と違う世界を生きている人間=自分と異なった価値観の持ち主であり、そんな彼らとお酒を飲みながら交わす会話は新鮮で面白いし、彼らが行った場所や行こうとしている場所も人によってさまざまで、その話を聞いてから「なんか気になるから行ってみようかな」って思えばそこから先は全く自分では思い描けないものとなる。

まさしく、そういった出会いが予期しなかった非日常体験を運んできてくれる。

この更なる非日常体験が、旅行を想像していた以上に面白く、楽しいものにしてくれることは間違いない。

 

アットホームなオーナーがいい

 

ついでといったら失礼なんだけど、万が一そういった出会いに恵まれなくても、アットホームなオーナーさんがあなたに楽しい時間を提供してくれる可能性は高い。

だいたいゲストハウスを運営している人って、元旅人の人とかでものすごく人当たりがよかったり面白い経験や価値観を持ってたりする。

そんなオーナーさんとおすすめの観光地を聞いたり一日の出来事を話したりしてみると、観光地回るだけの旅行がプラスαで楽しくなる。

 

まとめ

 

ゲストハウスに食わず嫌いで一歩引いてしまうのはもったいないっていうのは本当に心底思っている。

たぶんそういう人たちの頭の中には、「安いってことは設備が整ってないんでしょ?」とか「知らない人と同じ部屋で寝るとかあり得ない」だったりがあると思うんだけど、今のゲストハウスって綺麗なところ多いし、プライベートルームもしっかり作ってるところが大半だ。

是非、一度試してみてほしい。