ヨーロッパを8ヶ国20都市回った元旅人が、行って良かったと思えるおすすめベスト5の街を発表する。
海外旅行は、好きだろうか。
観光地を回ったり、美味しいものを食べたり、リゾート地でのんびりしたり、その地の文化に触れたり。
人それぞれ色々な理由はあると思う。
僕にとって海外は、旅そのものだった。
大学4年、残された大学生活を考えた時に溢れてきた思いは「ヨーロッパに行きたい」だった。
そうとわかれば、すぐにバックを背負い45日間に渡る旅に飛び出した。
その間回った国は西欧8か国、そして都市は約20都市。
イギリス、ベルギー、ドイツ、チェコ、オーストリア、イタリア、スペイン、フランス。8か国鉄道で国境超えていった。
そんな旅の中で、『ここ行って良かった!』と思った都市ベスト5を、あなたの次の行先に役たてばと紹介したいと思う。
では、さっそく!
第5位 ブリュッセル
いきなりこいつがくるかよ、ベルギー・ブリュッセル。
ヨーロッパ旅行の中でそんなにお目当ての場所に上がってこないこの国この都市、どうしてランクインなのか。それには私情がものすごく関わっている。というかほぼ私情でしかないんだけどさ。
イギリスからユーロスターで始めた入った国がベルギーだったわけだ。
えーと、つまり、もうご飯のおいしさのギャップが半端なかったわけで。
イギリスマズい⇒ベルギーなにこれ飯上手くね!?????うおおおおお!!!
みたいな印象が強すぎてランクインってわけ。笑
実際にご飯は相当美味しい。
正直前述の補正は抜きにして8ヶ国の中でイタリアと並ぶんじゃないかと思っている。
後はチョコ大国という点。あ、はい、甘党です。
色んなチョコが色んなところでグラム売りしていて気軽に食べられるし、何と言ってもゴディバの本店とか有名老舗チョコレート菓子店がずらっと並んでいる。
偶然話した日本人の中にはチョコ買うためだけにブリュッセルに立ち寄ったという人もいたくらいだ。
小便小僧とかしょぼかったり世界遺産は少ないイメージだけど、なにかとバランスがよくておすすめな街だと思う。全体的に綺麗だし、ヨーロッパって感じも実感できるし、食べ物も美味しいし。
あと観光地だけでなく国連まで歩いて行けたりと、世界の中心を感じられるという点でもおすすめ。
わりと楽しかったよ、ブリュッセル。
第4位 ウィーン
4位にはオーストリアのウィーンがランクイン。
なんというか、ここだけでヨーロッパの雰囲気は楽しめるんじゃないかっていうくらい世界遺産が目白押しだった。
バックパックの時は4ヶ国目に訪れたわけだけど、正直ウィーンのせいで観光はもうお腹いっぱいになった感はあった。
ウィーン王朝の建築物から、なんか仰々しい銅像とか、芸術面で音楽の祭典が開かれていたり、本場のオペラを楽しめたり、美術館だって有名どころが幾つかある。
書いてて改めて思うけど、本当にヨーロッパ観光のエッセンスが凝縮されている街な気がする。
物価も他の国に比べたら安いし、人もフレンドリーだし、いいとこだった印象。
あと、ドイツと同じくビールは上手くて安かったはず。
それにウィーン以外にも、ちょっと足伸ばせば行ける世界遺産があるのも魅力の一つかもしれない。
第3位 ウィンダミア
ご飯がマズすぎ&物価が高すぎであんまりいい印象のないイギリスから湖水地方・ウィンダミアがランクイン。
誤解のないように言っとくとイギリスは好きなんだけどね、うん、ご飯がまずいんだよね、うん。
どうして行こうと思ったかははっきりとは覚えていないが、何かの本で偶然湖水地方を見た時に写真が綺麗で今度イギリスに行くときは行ってみたいなと思っていたから、だったような気がする。
僕が行ったのは夏だったが、ホントにイギリスの中でも北の北、メチャクチャ寒かった。だけど、湖と緑が広がるゆったりと穏やかな感じにはものすごく癒された。
そして、たしか15分くらいで登れるオレストヘッドという丘があるんだけど、そこからの景色が本当に素晴らしくて、初めて風景で心を打たれたのを今でも覚えている。
ロンドンから新幹線飛ばして足を運ぶ価値のある絶景だと思う。今のところ人生Top3に入る。
あとリスがたくさんいる。芝生に腰かけてたら傍まで寄ってくる。鬼可愛い。
第2位 グラナダ
正直これは旅の始まりに自分でも予測していなかった、スペインのグラナダ。
スペインは他にマドリードとバルセロナに行っていて、あと1都市をバレンシアにするかどこにしようかなーってくらいな感じでテキトーに選んだグラナダ。
確か最終的な決め手は一番マドリードから近かったって感じだったと思う。
それがどっこい、行ってマジで良かった。
アルハンブラ宮殿が偉大だった。もうその一言に集約される。
ホントになんだろうな、あそこは。そもそもグラナダはホントに最後の最後に行った都市で、もう観光もお腹いっぱいだよって感じの時に、まあなんとなくアルハンブラ宮殿行っとくかーって思っていったら完全に飲み込まれた。何と表現したらいいかわからないが、純粋に楽しかった。なにが楽しかったかと言われたら上手く伝えられないんだけど、本当にその偉大さに魅了されて、ずっと居たいと思うくらいだった。実際夜の10時ギリギリぐらいまでいたんじゃなかったけな。
アルハンブラのことばかり話したけど、実はグラナダはフラメンコの本場であり、スペインの文化をがっつり楽しめる場所でもある。
洞窟でフラメンコ見たけどこれも素晴らしかった。
それにしてもアルハンブラはまじで最高だった。
大切なことだからしつこく言ってます。(笑)
第1位 パリ
女の子可愛い、スイーツの聖地、食の王様、ルーブル美術館をはじめとする芸術大国、凱旋門にエッフェル塔、観光客に向けた数々の路上パフォーマンス、サンジェルマン通りにはヴィトンをはじめとするラグジュアリーブランドが立ち並び、洗練されて上品な街並みに、ヴェルサイユ宮殿といった世界遺産の数々、そして女の子が可愛い。
もう文句なしの第1位だ。
i行ってよかったどころか、住んでもいいくらいだ。
というかインスピレーション受けすぎて、わざわざ一か月アパート借りて生活しに行ったくらいだ。
パリは本当に最高だと思う。
特に女の子!女の子三人くらいで行くとめちゃくちゃ楽しいと思うぞ、マジで!
最後に
それなりに意外なランキングになったんじゃないかなあと思っている。
ここで紹介した場所以外に、もっと旅行雑誌で紹介されているような主要都市にも足を運んだんだけど、僕の心に響いたのはどうも偉大な風景と上品な景観だったみたいだ。
人によって、旅や国を印象付けるものは異なる。
それは出会った人との物語かもしれないし、心に焼き付くような風景かもしれないし、ほっぺたが落ちるような料理なのかもしれない。
もし、今この記事を読んでくれているあなたが、僕と同じような感性タイプの人間なら、ここで紹介した場所は絶対行って良かったと思うこと間違いなしだ。