若さが贈る

いつまでも、心に青春を。

『行ってみたい場所』には、その人の性格や希望が現れると思うんだ。

今週のお題「行ってみたい場所」

 

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趣味や好きなことにはその人の性格が出るものだ。

その中でも、”場所”には価値観が色濃く現れると思っている。

例えば、同じ自然であれば海と山。

海に行きたがる人は外向的なタイプが多くって、山に行きたがる人は内向的で物静かなタイプが多い。

他にも国であれば欧米が好きな人は洗練さや上品さが好きな人、東南アジアが好きな人は熱気を感じていたい人であったり。 

 

こんな感じで、少なからず”場所”についての話題は、話し手の性格や価値観といったものを読み取るうえでかなり大きな指針になる。どうして”場所”の話で性格が読み取りやすいかっていうと、おそらく動くというエネルギーのかかる行為だから本人の中でもそこそこに強い動機が必要になるんだと思う。

”場所”の中でも、それが『行きたい』場所なのか『行ってみたい』場所なのかでまた意味合いが変わってくる。

『行きたい』場所ってなったら、行ったことがあるないに関わらずその人の”ライク”が全面的に出ている。

それに比べて『行ってみたい』場所となると、ライクは薄まり希望を如実に映し出すものへと変わる。 

行ってみたいっていうことは、言い換えると実現が難しかったり実はそこまで優先順位度が高くなかったりする場所でもあるということだ。

それは時間の制約であったり、お金の制約であったり、もしくは実現可能性であったり。

 

そして、僕の場合はそれが南極だ。

別に南極じゃなく北極でもいい。

とにかく、どっちでもいいから氷の大陸に行ってみたいと思い始めてかれこれ3年前くらいが経つ。

そもそも北極南極に興味をもちだしたのは、大学4年の時に一年弱旅人をやったことがきっかけだった。

元々高校の時にイギリスにホームスティに行ってから、ヨーロッパの景観に惹かれていた。そこに沢木耕太郎深夜特急が加わり、一カ月半かけてヨーロッパをバックパックで回った。

その時に色々な人にあったし、西欧だけといえども8か国毎日刺激に溢れた日々だった。

日本に帰ってからはお金も携帯も持たずに京都から東京をママチャリで一週間走りぬいた。その時は街と街をつなぐ、誰も目にくれないような道を見た。田んぼのあぜ道も走ったし、国道1号も走った。そして何より、体も心も極限に追い込んだ状態で過ごした一週間は、僕の青春といっていいほど刺激に溢れていた。

 

 

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こんな経験を積み重ねていくうちに旅の楽しみを失った。

そう、経験が故の非日常への慣れが生まれた

どんなことが起こっても平然と対処してしまうメンタル、どんな人でもだいたい前に会ったことがあるタイプという刺激の弱化、そして、観光地への興味の薄れ。

行きたい場所=刺激に溢れる場所は、普通の旅行や旅じゃ満たされなくなってしまったことに気づいたとき、僕の旅は一旦幕を閉じたんだと悟った。

 

そういうわけで、一旦旅から遠ざかった身、だけどまたどこかに行くとなると刺激を与えてくれそうなところはそこら近所の環境とは異なる氷の世界、というわけだ。

 

短くまとめると、クレイジーなところが僕の行ってみたい場所だ

もし行くならこのマラソン出てみたいなあ、もしくはただ行くだけじゃなくて何か面白いことをしたいなあみたいなことを思っている。

あ、ペンギンと一週間遊ぶのもありかもしれない。

 

www.polarcruise.jp

 

 

ちなみに、行きたい場所はウユニ塩湖です。笑

 

 

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