今すぐ旅に出たくなる!-元旅人が紹介するおすすめ旅本4選。
旅に出たい。
そんな想いに駆られたことって、みんなこれまでの人生の中で一度はあると思う。
”旅”とか仰々しくなくてもいい。
ふらっと遠くに行ってみたい、この電車の行きつくところまであてなく揺さぶられていたい、通勤時に横目で通り過ぎる新幹線に飛び乗ってどこでもいいからどこかへ。
こんなふとした気持ちになることってないだろうか。
みんな旅に出る理由はそれぞれだ。
だけど共通しているのは、みんな必ずに何かに触発されて旅に出るってことだ。
今回はあなたの旅への想いに火をつける中の一つ、旅本について。
おすすめの厳選4冊を紹介したいと思う。
深夜特急
アジアからヨーロッパへ鉄道を使って旅をしようという、酔狂なことを思い立った男の物語。
実話に基づいているらしいけど、読み物としても非常に面白く、実際にバックパック、いや旅というものがどういうものか感じることが出来るおすすめの一冊だ。
「エキサイティングな体験が待っている」、そう思って居ても立ってもいられれなくなってくる。
ちなみに一番面白いのは1,2巻。
自分の仕事をつくる旅
辛いことがあった、世界を見たい、非日常に浸りたいー。
旅にはいろいろな形がある。その中でも、テーマを持って旅に出ることを薦める一冊。
テーマを持った旅は放浪や当てもない旅とは違い、確実に自己成長が待っている。
実際に様々なテーマを持った旅人たちの11個のエピソードが掲載されていて、一歩踏み込んだ旅をするうえで非常に参考になる本だ。
著者はこのテーマを持った旅を、ありふれた旅からの脱却、キャリアに繋がる特別な旅って表現している。
巻末には実際にどうすればテーマを持ったたびが出来るか、旅を実りあるものに出来るかといったことに触れているのもおすすめポイントだ。
僕らの人生を変えた世界一周
旅に出て、世界を見て、新しい価値観に出会い、これまで見えてこなかった想いに気づいた15人の旅人のエピソード集。
これも「自分もどっか行こう」と世界、旅への興味を後押ししてくれる一冊だ。
深夜特急もそうなんだけど、この本には旅で出会うものへの期待感、キラキラした希望みたいなもので満ち溢れていて、読むだけでワクワクしてしまう。
行かずに死ねるか!
会社を退職し自転車で世界一周に挑んだ石田ゆうすけさんのノンフィクション本。
そもそも自転車で世界一周をするっていうぶっ飛んだ内容が興味をそそるのはもちろん、旅の描写だけじゃなく石田さんが旅をする中で感じたこと、考えたこと、そして想い、それらが一人称でふんだんに盛り込まれていて、旅人の気持ちを疑似体験出来る点が非常におすすめだ。
行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫)
- 作者: 石田ゆうすけ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: 文庫
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最後に
かく言う僕も、大学3年の秋に初めて京都へ一人旅をして以来、ヨーロッパをバックパックで回り、京都ー東京間ママチャリで走り、パリに一か月住みに行き、社会人になってからもNYに一人で出かけるなど、継続してどこかしらに行っている旅人のはしくれだ。
だからこそわかる、旅っていいもんだってことが。
旅は新しい価値観との出会いや、普段の生活では絶対交わることのない人達との出会い、エキサイティングな体験、あなたの心をワクワクさせるもので満ち溢れている。
いや、それ以上に旅の良さは、一瞬かもしれないその期間があるだけで、人生を特別な色彩を帯びたものへと変えてくれることかもしれない。
さあ、心を動かされたなら、一歩進もう。