若さが贈る

いつまでも、心に青春を。

人生は難しくない。だけど、甘くもないんだ。

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最近よくこんなことを思う。

人生はそんなに難しいものじゃないのかもしれないって。

たった20数年しか生きていない若造が何を言ってんだと怒られそうだけど、今はなんとなく、そんな気がしている。

 

一体僕らはいつから人生が難しいと感じるようになったんだろうか。

そのような認識が生まれたきっかけ、タイミングは人それぞれだろうけど、共通しているのは「出来なかった」っていう経験だと思うんだ。

部活でインターハイに行けなかった、大学受験に失敗した、留学の夢を叶えられなかった、第一志望の企業に採用されなかった、仕事が思うようにいかなかった。

その時はなにも感じていないかもしれないけど、”無理だ”という小さな感情がなんとなく積み重なって、いつの間にか人生が難しいと考えるようになっていく。

 

あと、知らず知らずのうちに増えていく常識。

自分は背が高くないからバスケプレーヤーになれない、自分はサラリーマンだからそんなことは出来ない。 

世間一般の常識に照らし合わせた時、想像できない未来に対して、難しいと感じるようになっていく

だけど実際はそんなことはないんだよなあと、会う人会う人からいつも気づかされる。

50歳になってからカフェを始めだした人、脱サラしてフリーランスとして働き出した人、まだ学生なのにとある出会いがきっかけで一流企業とタイアップした人、今までとは全く別のキャリアで成功している人。

マイノリティであることは確かだけど、”常識”や”無理だ”という思いをひっくり返してきた彼らは口を揃えてこう言う、「意外とやってみたら出来るもんだよ」って。

 

 

じゃあ、なんでもかんでも気楽に出来るかって言ったら、現実問題そんなことはない。

やはり何かを成し遂げようとするのなら、それ相応の対価が必要になる。

やるべきことをやらずにテキトーなことをしていて欲しいものが手に入りましたって、人生そんな甘いものじゃないってことはここ数年で痛いほど経験した。

どんな人でも、 結果を出している人、成功している人は、成功するために必要なことをきっちりとやり切っている。

 

 

結局、自分達に出来ることは、理想を描いて淡々とやるべきことをやり続けることなんだろうなって思う。

諦める前に、やってみる。そうしたら、「あれ、意外とやってみたら難しくないな。」と体感できるようになるんだろうと思っている。

小さい頃からよく耳にしていた上杉鷹山の『為せば成る』の一句の意味が、最近になって本当にそうなんだよなあと腹落ちするようなってきた。

 

 

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

 

 

そうは言っても、「人の為さぬなりけり」は誰しも抱えている問題。

そこに本書は脳科学の観点から切り込んでいる。

綺麗だから好きなんだよね、この人。笑