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教養を身に付けるために本は読むべき?-20代のホンネを語る。

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どうも、行動型考察系ブロガーのカズマです。

 

”教養”という言葉、生きていく中で度々耳にしますよね。

特に学生時代は「教養を身に付けろ」みたいな事をたくさん言われた気がします。

口を揃えて教養、教養、本を読めと大学時代刷り込まれ続けたけど、正直「教養って本当にないといけないの?」と思う人もいるんじゃないでしょうか。

高校時代は世界史、日本史、物理、科学を勉強して、大学時代は法律を学んで、社会人では経済分野の理解を深め、自分でも岩波文庫を50冊くらい読んで、教養という世界にそれなりに足をつっこんだ20代後半のワカモノの口から言わせてもらうと、

教養が必要になる場面は絶対にあるし、正直あった方が人生にプラスだよね、と考えています。

 

どうしてそう思うのか、以下に2つの理由をあげたいと思います。

 

 

教養=人物を推し図るものさし

教養があるかないか、これが人を評価する一つの基準になり得る環境ってあります。

例えば大企業の役員級の偉い人達だったり、自営業者の方だったり、大学教授だったりという、もう教養とか好きそうな人たちと接する時。

こういった方々とお話するときは、正直教養が無くて話についていけないだけでアウト、たったそれだけのことで信頼が作れないということも聞きます。

実際僕は自営業者の方々と接する機会があるんですが、彼らは歴史がめちゃくちゃ好きなイメージがあります。

なんていうか、日本史の教科書の中でサラッとしか出てこないようなところに詳しい人とか本当に多い。鉱山の話とか好きな人かなりいる。笑

 

つまり、自分のためというよりかは、どちらかというと相手が求めている土俵に上がるために教養がないとお話にならないから身に付ける必要がある、というところでしょうか。

 

 

教養が考えを深めてくれる

教養の必要性を語る時に最も根拠としてあげられるもので、実際そうなんだと考えてます。

僕の高校と浪人時代の世界史の先生は、ご高齢かつ業界では全国レベルで有名な方でした。学生運動とか起こっていた時代に大学生をやっていた方たちなので、まあマルクスとか当たり前でしょというレベルで色々読んでるわけですよ。

そのお二人が口を揃えて「学生は岩波文庫を読め。」と言っていたので、その刷り込みを受けて浪人時代から岩波文庫を読むようにしていました。

岩波文庫って帯の色によってカテゴリーが分かれているんですが、その中で青帯と言われている哲学系を特に読んでいて。

わかりやすいところでいけば「孟子」とか「論語」とか。

教養のつもりで読んでいたら、いつの間にか人生に対する考え方や知恵といったものが学べているわけですよ。

こういった古典に限らず物理でも歴史でも、何かしらのタイミングで違う分野に偶然そこで学んだ考え方や知識が応用できたりする。

こういった時に、「ああ本読んでてよかったな」って思いますね。

 

 

まとめ

教養なんかなくたって生きていく上で困らない、仕事が出来れば結局それでいい、といった考え方も十分ありだと思います。

「あんな堅ッ苦しい本を読む時間があるならビジネス書読むわ!」と言いたくなるのもすごくわかります。

だって、ビジネス書を読んでそれによってスキルが上がれば仕事も出来るようになって給料が上がる。教養を身に付ける事に比べて目に見えて直結する成果がわかりますもんね。

 

そうなんだけども、やはりないよりあった方が良いと、読書で教養を身に付けることをお薦めしたいです。絶対人生のどこかで役に立つはずです。

 

じゃあどんな本を読めばいいのか、については今後ご紹介していきたいと考えていますが、「ひとまず岩波文庫読んどけよ」と伝えておきます。

完全に受け売りですが、まあ教養と言ったら古典だろうと。笑

 

古典力 (岩波新書)

古典力 (岩波新書)

 

 

数年前に有名になった本なので記憶に新しい方もいらっしゃると思います。

こういった紹介本をパラパラっと見てみて気になる本から読んでみるといいかもしれませんね。