「料理の腕を上達させたい!」-冷蔵庫の食材で料理が出来るようになった男が愛用するおすすめ本4冊を公開!
僕が自炊を始めたのは大学で東京に引っ越してきて1人暮らしになってからだ。
かれこれ料理を作り出して7年。
色んな本を読んだり、飲食店でアルバイトしたり、有名なお店の料理を食べに行ったり、ネットで情報を集めたりしながら、なんとか冷蔵庫にある食材でそれなりに美味しい料理を作れる腕前までになってきた。
そんな7年の間に購入して、常に手元に置いてある料理本が4冊ある。
実はこれらを一通りやれば、冷蔵庫の中にあるものでちゃちゃっと料理出来るレベルまで誰でもいけるんじゃないかと思っている。
今回はそのとびきりのおすすめ料理本を紹介します!
お料理の基本
お料理の基本―困ったときに頼りになる!料理の「?」解消BOOK (Let’s cooking!!)
- 作者: 瀬尾幸子
- 出版社/メーカー: 西東社
- 発売日: 2004/05
- メディア: 大型本
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こちらは料理研究家の瀬尾幸子さんの料理本。
内容は、本当に料理の基本の”き”の部分。
レシピ自体は後ろの方に十数品載っているだけで、あとは包丁の持ち方だったり、食材の扱い方、切り方、はたまた煮る・焼く・ゆでるといった調理技術まで、それぞれの基本テクニックをイラスト付きで丁寧に解説してくれています。
レシピに取り掛かる前に「この調理ってどうするの?」とつまずかないように、またこういった基礎の部分が最終的な味の仕上がりに大きく関わってくるので、是非一度目を通しておきたい一冊。
落合務のパーフェクトレシピ
「ラ・ベットラ」落合務のパーフェクトレシピ (講談社のお料理BOOK)
- 作者: 落合務
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/10/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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日本イタリアン界の巨匠、落合務さんの料理本。
銀座に構えるお店、ラベットラ落合は予約何ヶ月待ちの時もあるとか。
そんな落合さんの本なのですが、なにがおすすめかって、ずばり根拠に基づいて料理を説明してくれている点です。
最初の時はレシピ通りにつくっていて「はい、デキましたー!」って感じだったけど、これを読んでから一つ一つの調理過程の意味がわかり、それを意識するようになってグッとレベルがあがりました。
具体的には過去記事に書いてるので読んでみてください~。
イタリアンといきなりおしゃれで難しそうだけど(実際食材も中々スーパーで売ってないこともある)、ここはその他料理本に行く前に目を通して一通り作ってほしい。
The 基本200
オレンジページが出版するThe 基本200。
かれこれ発刊されて10年が経とうとしているロングセラーだ。
これは兄の家から偶然見つけてパクってきたんだけど、正直名作だと思ってます。笑
家庭料理の主要なおかずは網羅されており、ひとまず和・中・洋にどんな料理があるのか、どんな料理手順なのかを学ぶことが出来ます。
「今日のおかず何にしようかなー。そうだ、オレンジページみよ!」的な使い方がベストです。
食材が本当に家庭的であるところもおすすめポイントだ。
男子ごはんの本
- 作者: ケンタロウ,国分太一
- 出版社/メーカー: M.Co.(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/04/20
- メディア: 単行本
- 購入: 15人 クリック: 167回
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テレビでも有名なTOKIOの国分太一さんと料理家・ケンタロウさんの男子ごはんの本。
正直なところを言えば、4冊目は手軽でオリジナリティのあるレシピが載っている本ならある程度なんでもいいかなと思ってる。
この本は季節毎の料理のレシピがあるし、ある程度食材も手に入りやすいもので作られていて、創作感も強いってことで採用しました。
単純に読んでて面白いってのもあります。笑
まとめ
この4冊である程度料理をやりこむと、まず味がぶれなくなると思います。(というか単純にレシピ通りに作って美味しくなる。)
それはおそらく火加減や食材の扱い方といった基礎がしっかりするから。
そして”基本200”と”男子ごはんの本”で様々なレシピが頭に入ってくると、「あの食材とあの食材の組み合わせだとこんな味だ」というイメージが持てるようになってくる。
これは本当にどれくらいレシピを知っているか、実際に作って食べたことがあるかによる部分。
それに加えて味付けも覚えて(味付けはたくさんあるように思えるけど、実際はパターンだと考えてます)使いまわしが出来るようになる。
こうして、冷蔵庫の食材を見て、「どんなの作ろうかな?」と想像できるようになり実際に美味しい即席料理が作れるようになってきます。
自分の例で恐縮なんだけど、僕は麻婆豆腐の肉みその味付けを少し変えてピーマンとか混ぜて、ご飯にかける『カズマスペシャル』が十八番なんですが、これが簡単で美味しいんですよ。笑
こんな感じで、自分なりのアレンジも出来るようになって料理がどんどん楽しくなると思うので、是非この4冊で一度作ってみてください!