若さが贈る

いつまでも、心に青春を。

漫画の名言から学ぶ!平凡な人間が突き抜けるための方法とは?

どーも、カズマです。

僕は結構スポーツ漫画を読むことが多いのですが、最近ハイキューというジャンプで連載されているバレーボール漫画がかなり熱かったので、今回のエントリーを書きたくなってしまいました。

 

ハイキュー!! 27 (ジャンプコミックス)

ハイキュー!! 27 (ジャンプコミックス)

 

 

才能とは何かを考えさせられた学生時代

 

よく天才には勝てないという議論があります。

正直、生まれつき持っている能力が違うっていうのは少なからずあると思ってます。

例を挙げると、僕には教科書を3回読んだらページ数まで覚えてしまうという兄がいます。

彼は高校時代、試験前にスラムダンクを読みながらセンターを県内2番で抜け、東大にストレートで入ったという猛者なのですが、まあ一番近くで見ていた僕からしてみたら「こいつは能力が違いすぎる。」という感じでした。

そんな奴が東大の大学院を諦めた時、ふといった一言が今でも頭に残っています。

「もしかしたら落ちるかもしれんしなあ。あいつら(受験者)頭が良すぎるんだよなあ。」

こいつでも勝てないって思う人がいるのかと衝撃でした。

まさに上には上がいると体感した瞬間でした。

 

そのときから、「自分は天才にはなれないんだ」と感じるようになりました。勉強だけでなくどの分野においても。

だって、才能が俺より上のヤツがいるって言わなくなるのは世界の頂点に立つただ一人の人間。

裏を返せば、ホントに世界の上位層以外は平凡だといってもいいくらいです。

 

じゃあ、自分は平凡な人間だから平凡なままでいいのか、といったら違う

 スポーツであれば勝ちたいし、仕事であればより良いパフォーマンスをだしたい。

そんな時どんなスタンスでいればいいのか、3つの漫画から学び取ってみたいと思います。

 

ところで平凡な俺よ、下を向いている暇はあるのか。

f:id:HIRO_red:20170826142900j:plain

 

ハイキューは主人公1年生コンビ2人の活躍を中心に、古豪と呼ばれたバレー部が全国を目指していくストーリー。

この坊主頭は2年生で、時期エース候補でそこそこ強いという位置づけです。

初出場の全国大会で優勝候補相手に思ったように活躍出来ない坊主くん。

それどころか勝負所でスパイクが決まらず失点してしまいます。

 

主人公達みたいなスペシャル技術も身体能力も持ってない、3年には自分より背の高い本物エースがいて、同じ学年でも県下トップレベルのリベロがいる。

そんな状況に周囲の人間誰もが「このまま崩れるんじゃないのか」と心配します。

だけどこの坊主くんは一味違いました。

才能を理由に自分が活躍できないプレイヤーだと諦めることは絶対に嫌だ。

そうして自分にこう語りかけます。

「ところで平凡な俺よ、下を向いている暇はあるのか?」

とにかく前に進もうという気持ちで打ったスパイクは決定打となり1セットもぎ取ります。

 

平凡だとわかっているのなら、それを補うために前に進み続けるしかない。

そのスピリッツに非常に心を打たれました。

  

何もできない存在としての自分。どうすべきか知っている。口を閉じてただ脚を動かせ。いつか必ずやってくる「できるようになる」瞬間まで。

f:id:HIRO_red:20170826142336j:plain

 

 スラムダンクで有名な井上先生が描く偶像劇・リアル。

スコーピオン白鳥というプロレス界の大スターは怪我のため歩けなくなり、リハビリに励みます。

かつて栄光を手にしていた自分が歩くことすら出来なくなった現実に取り乱しますが、すぐに心を落ち着けます。

そして言います。

「すまねえ、取り乱してしまった。何もできない存在としての自分。どうすべきか知っている。口を閉じて脚じゃねえ、腕を動かせ。いつか必ずやってくる出来るようになる瞬間まで。」

達成したいことがあるなら、今辛くてもへこたれない、あきらめない。

定量の努力の先にある出来るようになる瞬間が絶対来ると信じ切れるかどうか。

かつてのプロレス時代の成功体験から編み出されたこの経験則はかなり説得力がありました。

 

REAL 13 (ヤングジャンプコミックス)

REAL 13 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

できるかできないかじゃねーよ。やるかやらねえかのどっちかしかねえだろうが。

f:id:HIRO_red:20170902131502j:plain

 

主人公・茂野五郎の野球人生を描いた王道スポーツ漫画MAJOR。

リトルリーグ(小学生)の時から、類まれなる才能と不屈の野球スピリッツで仲間とともに成長していくなんとも熱い主人公。

そんな主人公は常に弱小チームに身を置き強豪と戦い抜くことが多いのですが、高校3年時も例にもれず弱小チームにいました。(なんなら一から野球部作ってます)

この弱小部、かなり上手い一年ルーキーが入ってくるのですが、こいつが冷めたやつでして。

試合にでても、こんなチームでどうせ勝てるわけねーだろ的なオーラを出しています。

そんな新入生に主人公・五郎の一言。

「できるかできねえかじゃねーよ。男ならやるかやらねえかのどっちかしかねえだろうが。」

これはまさしく結果をだすために必要なマインド。

さすが熱血五郎さんです。 

 

 

最後に

いかがだったでしょうか。

まあ少年漫画(しかもスポーツ)だから、熱いというか根性、努力、気合的なもので満ち溢れています。

だけど僕はそれこそが突き抜けるために最も必要なことだと思っています。

 

才能で片付けてしまう前に、本当にやれるだけのことを全てやっているのかという自問自答。身の回りでこいつは天才だと思う人がいても、よくよく観察していると自分よりも量をこなしていたりするものです。

あいつは天才だと逃げる前に、そいつらに負けず劣らずのことをやっているのかということ。

努力することほどカッコ悪いことはないって、とある人が言っていましたが、平凡な人間は必要量の努力をしないと結果なんて出るわけないんです。

 

 では、今日はこれくらいで。