若さが贈る

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現役ITコンサルタントが教える思考力を鍛えるためのおすすめ本5選。

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どーも、カズマです。

 

行動型考察系ブロガーを名乗って早朝にブロガーとして活動しておりますが、日中はなんとフツーにITコンサルタントという名のサラリーマンをしております。

それにしては文章構造テキトーじゃね?っていう突っ込みはおいといて。

 

まあコンサルタントと一概に言っても色々あるわけで、二律背反でよく取りだたされるのがいわゆる経営コンサルタントと言われる戦略系ファームとITコンサルタントと言われる総合系ファームなんですが、ぶっちゃけ同じコンサルタントでも両者は全然違います。

ザクッというならば、「これから売上伸ばしていきたいんだけどどうやって行けばいいのかわからない!」というような未来に対する課題に頭を使うのが戦略コンサルで、「ここの部分こんな風に直した方がもっと効率よくなりますよ」というような改善アドバイス(これをオペレーションと言います)をしてあげるのがITコンサルです。ITコンサルはその改善をITを駆使して行い取扱いの領域が業務であることから、業務導入コンサルティングなんて言われたりもします。

そんで僕はITコンサルの方です。

 

まあそんな違いのある両者ですが、それでも思考力というのは例外なく求められます

だから大學中頃くらいからだいぶコンサル系の本は読み漁ってました。

加えてコンサル受験者向けのワークに参加したりもしてました。

そして実際コンサルタントという職業について、この本は必ず本棚に残しておきたい!って思った&実践的に使えるか否かの観点で選りすぐった5つの本たちを紹介したいと思います。

 

問題解決プロフェッショナル 

新版 問題解決プロフェッショナル―思考と技術

新版 問題解決プロフェッショナル―思考と技術

 

 

とにかくこれまで読んだコンサル系の本の中で一番わかりやすかった。

ゼロベースで考える、MECEで捉える、物事を因数分解するといった思考のおおもとから、実際に分析する際の手法までかなりしっくりきました。書いた人はATカーニー出身だったかな。

なにはともあれ、初めての一冊におすすめです。

 

 

論理トレーニング

新版 論理トレーニング (哲学教科書シリーズ)

新版 論理トレーニング (哲学教科書シリーズ)

 

 

これはあんまり聞かないかもしれないけど、ロジカルシンキングでぜひおすすめしたい一冊。

実はこれ大学時代に法学部で使ってた教科書なんですが、文と文をつなぐ言葉の基礎が詰まってます。ロジカルシンキング云々の前の論理的な言葉の使い方ってとこです。

はあ?なんでそんな本をって思うかもしれないけど、正直普通の高校教育じゃあ国語の文法的なもんは試験に出ないからってロジックの基礎を全く勉強しません。もっと言えば東大模試の国語で全国50位を叩き出した僕も、この本に出会ってから初めて正しい接続詞というものを意識するようになりました。テキトーに使っていたそれぞれの接続詞がどんなロジックを構築するのか明確に理解し使用するだけで、かなりロジカルさが開けたことを今でも覚えてます。

 

 

企業参謀

企業参謀 (講談社文庫)

企業参謀 (講談社文庫)

 

 

言わずと知れた大前研一の名著です。

僕としてはコンサル系で今出版されてる本だったりいろんなところでワークされたりしている全てのエッセンスはここに詰まってると言っても過言じゃないかと。

ただ第一章の内容は何回も読まないとしっくりこない人も多いんじゃないかと思うことも。というか実践するには専門的にやってる人じゃないと重すぎて掴みづらいかと。

第二章の内容はシンプルかつ戦略の何たるかが詰まってる内容なので、ぜひ手に取ってみてください。

というか今PDCAとか流行ってるけど、そういった本に書かれてることとかも結局はここに落ち着くんで、無駄に色んな本読み漁るよりこれ読んだ方がいいです。

 

 

意思決定のための分析の技術

 

これはひょっとしたらある程度思考系の本を読んだことがある人が読むといいかもしれないです。なんでかっていうと、この本はあらゆる分析のやり方が網羅的かつ体系的に書かれているから。

色んな本で断片的に集めた知識を一度まとめ直すという感覚で読んだらより理解が深まると思います。というか僕がそうでした。

あくまで分析の技術にフォーカスが当たっているので、根本的な考え方は企業参謀や問題解決プロフェッショナルなどで固めてから読んだ方がいいのは間違いないかと。

 

 

戦略プロフェッショナル

 

 BCG三枝さんの名著です。

内容は小説仕立てで章ごとに戦略とはなにか的なコラムが挟まれてます。

読み物としてみても非常に面白いです。

この本の何がいいかって、実際の現場で学んだ手法をどうやって使っていくかというのがリアルにイメージできることです。

どのレベル感で思考を深めればいいのか、スピード感はどれくらいか、思考と実行のバランスは、といった感覚的なところがこの一冊でかなり掴めると思います。

 

 

まとめ

2,3年前の思考力ブームで色んな本が出版されたり、コンサル界の古典と言われる本などもたくさんあったりで、読んでほしいと思うのはまだまだあるんだけど、今回は実際に血と肉となって使えるという観点で厳選しました。

実際思考力は色んな場面で使えるので是非勉強してみてください!