モテたい女とヤリたい男。モテテクの歌「カサネテク」で披露されるあざとい技に、男は実際何を感じるか。
2017年4月、驚愕!無敵の合コンテクニックというセンセーショナルな動画が世に送り出された。
リリースされたのは雪印メグミルクのカサネテクの動画。
初めて見た時は4分マルっと合コンテクの紹介に使って最後の最後でドルチェかよって衝撃を受けたことを今でも覚えている。
先に結論から言っておくと、こういったテクニックを受けた男は「この子といい感じだ、イケそう!」と思うか「あーテクニック使ってんなー、乗っとくか(orだりいなあ)」と思うかのどちらかだ。
まず、この動画で紹介されている個々の技について、「良い・ばれない・止めといた方がよい」の3つの観点でまとめてみたので目を通してもらいたい。
あーこれいいな!って思ったテク
敢えて開けとく1m、からのマッハでズームイン
これをされたらすごくキュンとする事の方が多い。
キュンというよりかはドキッの方が近いかもしれない。
根拠的なものをもってくるとしたら、人間にはちょうど手を広げた範囲でパーソナルスペースというものがあって、これより中に入ってこられることを本能的に嫌がる。反対に、このスペースの中でもなんの警戒心も持たれないことはかなりの親近感を持たれていることを意味する。従って、ここにスッと入れるかどうかが、相手との親密度を左右する重要なテクニックであることを意味する。これは男も女も同じです。
そして恋愛のベースとなっているのは感情のゆさぶりだ。
吊り橋効果を思い描いてもらえればこの意味するところはわかりやすい。
つまり、ワザと相手のパーソナルスペースの外にいて(半径1mもある人はいない)、それから急速に中に入ることで本能的な感情のゆさぶりを起こさせ、加えて意識が追いつく前に領域に居座るから親近感があると生物学的に勘違いさせるという、実に理にかなったモテテクなのである。
まあ小難しいことは抜きにして、これは可愛い。
果敢にいくなら「美味しいよ」
よくある飲み物や食べ物の飲み食べあいっこ。
テクニックというほどでもなくなってきているのではないか?と思うほど現代では浸透してしまっているが、”生理的にオッケーですよ”というサインを簡単に示すことが出来る良手だと思う。
この”生理的にオッケー”のサインは男サイドからしたら結構大切なことで、この女性から自分は受け入れられているかどうかを目で見てわかるレベルで感じとらせてもらえることで、口説きにいく段階にはいれるか否かを簡単に判断できるようになる。言い換えると、この子にはいっていいんだと自信を持たせられるんですよ。
あとは前述したけど、親近感。
普通だったら「これ美味しくない?ほら食べてみて!」とかいう顔が緩んでしまいそうシチュエーションは付き合ってからのものだ。
つまり、疑似的に「私と付き合っている」時のことを体験させることで、相手をキュンとさせ自分を意識させるという点でもやはり素晴らしいテクニックであると言える。
あざといタッチは株が暴落、デキる女は足タッチ
この動画の中で一番共感したテクニック。
すごーいっていいながら腕タッチする人今でもたまにみかけるけど、狙ってる感丸わかりだしそもそも古い。「この子はそういう(遊びたい感じの)子なんだな」と思われて内心引かれるのがいいとこでしょう。
その点足タッチは完全に二人だけの世界を作り、ドキドキ感を与え尚且つなぜかいやらしく無い。おそらく”誰にもばれないように”身体的接触を起こすことがミソなのだろう。
それに加えて、足を接触させるということには昔から何かしらのシグナルを出していることを意味する。例えば、夫婦が夫側の実家帰りをしてそろそろ帰りたいなって思った時に奥さんが旦那さんの足をコタツの中で蹴るとか。
これが合コンの場、言うなら恋愛の場となると、意味するところは”誘惑”でしかない。
これはどんな鈍感な男でもわかりやすく自分が誘われてると理解することが出来る。
うん、やっぱり最強だ。
へー、そうなんだ!って思ったテク
キャラかぶりは絶対NG!
考えてるなーって思った。
確かにキャラが被ってしまえば、その子との競争は必須になる。
より合コンの成功率をあげるためには自分の手持ちの最強カードを切るだけが芸じゃないとしみじみ感じた。
この子はすごく真面目なのレッテル、貼ってライバル足止め
至極の技だと思う。
もはや「なるほどなー」って感心した。
良し悪しは別として「緩さ」は女の子がモテるために大切な要素だ。
残念ながら大抵の男は堅い女の子、抱けるまでに時間がかかる女の子よりもすぐに体を許してくれそうな女の子になびく。だから、真面目だよって友達をプラス評価をすることで自分の株を上げておきながら、モテ面では敷居の高いイメージを植え付けて抑え込むという一石二鳥の練りこみ具合に感服した。
淡いチークでほろ酔いメイク、アイシャドーで書く谷間はまるで浮き出るトリックアート
そんなこと出来んだーとこの動画で一番驚愕したテクニック。
酔ってないくせに酔ったフリする人とかはいるけど、ここまで進化してるんだって感じ。多分これはかなり意識していないと見抜けない。というかお酒の席で見抜くのは至難の業だと思う。
従って、谷間はどうかと思うが、酔ったアピールで隙を見せることに繋げられるいい技術だ。
これはないかなって思ったテク
戦略ぶりっ子でモテる女の「あいうえお」
これをされたら普通に「は?」って顔する男性の方が多いとおもう。
これでキュンとする男の人っているのかどうか甚だ疑問。それよりも「この子社会人として大丈夫か?」というマイナス評価を与えてしまいかねないので、辞めた方がいい。あげなーいってなんなんだろう。切り返しの正解が全く分からない。
まとめ
この歌リズムがよくって頭から離れなくなるんですよね。
1つ言えるのは、これらのテクニックは相手(男)に恋愛感情の入り口を作ってもらうためのものであるってことだ。
基本容姿以外でモテるって「この子ならヤレそう、俺でもいけそう」って思われるってことだから、どうしたらそう思ってもらえるかってところにフォーカスしたテクニックだと考えてます。
イメージとしては自分から餌を巻いて食いついてきてもらうって感じでしょう。
そこをしっかり意識できれば、絶大な効果を発揮する技たちだと思う。