帰国。まとめ。これから。
フライト&日本到着
帰ってきました、日本。
帰ってきたというよりかは日本という国に来たという感覚のほうが強いです。
とりあえず鉄は早いうちにってことで感じたこと考えたことなどまとめときます。
今回はかなり長いです。そんでもって結構真面目です。
目標の達成度に対する評価・反省
多く見積もって20点くらいです。
これから友達になっていくであろうっていう人達は出来ました。しかしながら、当初思い描いていたように自分から働きかけて作れてはいなかったです。剣道場などのツールに頼りました。そもそも、コミュニティに入りきれてないですし。けっこう時間的にも無理があったと思いたい。
反省としては我武者羅さがなかったこと。いつものことながら本当に生きるか死ぬかまで追い込まないと、突き抜けた頑張りが出来ないっぽいです。これは比喩ってレベルじゃなくてホントに命がかかってるくらいの話です。じゃないと勘も思考も研ぎ澄まされない気がする。というか今回は「これが青春じゃあ!!!どおりゃあああ!!!」みたいな勢いも無かったかなーと。
また、やっぱり留学等なんらかのツールに頼るほうが確実だし、当たり前だけど時間効率もとてもいいなと思いました。笑
三週間で感じたこと・考えたこと
・住むところがあるって超大事
昨年のバックパックは沢木耕太郎の深夜特急に憧れてわざと宿をその場で探すようにしていました。しかしながら、次の宿をどうしようって考える時間や、たまにマジで見つからないことや、常に宿を移動し続けたことでかなりメンタル削られた記憶があります。今回はアパルトマンなど必ず帰る場所があったのでストレス無く過ごせたって感覚が大きかったです。
・中途半端な英語力よりも、相手の国の言葉を
僕は英語ペラペラ君じゃないです。日常のちょっとした事なら話せる程度です。しかし、それは僕に限らず英語を第二外国語にしている外人も同じだったりします。
すると何が起きるか。
相手の知らない表現を使うと何を言っているかが全く解らない。ニュアンスで理解することも中々難しい。
例えば日本語初学者が「お前この考え知るか!」って言ったとしても、「この考え方わかる?」って言いたいんだなってなんとなくわかる。でもこれが第二外国語同士じゃ中々伝わらない。つまり、相手の英語がつたなくても理解できるほどの習熟度かつ相手がわかる表現で言い直せる知識がないとけっこうきつい。だったら中途半端なフランス語話せたほうがよりコミュニケーションとれてたんじゃないかなあと。
・「外国人である」ということにどう向き合うか
正直日本人であることってかなりお得だと思っていました。だって皆日本人ってことだけで信用してくれたり、優しくしてくれたりしたので。本当に国民性様様だと思います。でも、それはトラベラーである時だけで、いざ異国のコミュニティに入ろうとするのであれば、確実に「よそ者」であって、そこには絶対めちゃくちゃでかい壁がある。僕は結局トラベラーの域を超える事ができなかったので、そこについては経験してないんだけど、肌感や実際に暮らしている人の話を聞いていたら確かかと思いました。
チェスで圧倒的な強さを見せつけてクラス内での地位を確立したっていうハーバード留学生の話を聞いたことがあるけど、そこでポジションを確立していくためにはなんらかの武器が必要になってくるんだろうなあと。
・本当の意味での国際交流の難しさ
これは今回一番でかい気づきだったかもしれません。本当に相手のバックグラウンドや脈々と流れる国民性といったものを理解しないと、自分が適切な行動を取れているかどうかが全く解らないって思いました。
・住みたいところは憧れじゃなくて人や必要性かも
かなぁと思う今日この頃です。基本住んでいる方のお話を聞くと「仕事でパリに住む必要があったから」という感じでした。僕自身も、「ここの景色が最高だからこの街に住みたい!」じゃなしに、「大好きな人達がいるからこの町に帰ってきたい」っていう感覚の方が強かったりします。あと国民性うんぬんはどう頑張っても変えようが無いので、この理由はありかなって思ったりもします。
そんでもってこれから
・ブログは終わり
もとからパリが終えたら終わる予定だったので、これで終わりにします。
というか終盤戦けっこうテキトーですいませんでした。まあ、自分なりに楽しく書けたし、「読んでるよー」というありがたい言葉もいただけて結構満足しております。
・私事
あと2週間でひとまずモラトリアル終えて社会人です。いやあ、マジで人生終わるんじゃねえかくらいの気分です。やり残したことはまだ留学してーなーって思ってます。インターンとかでもいいです。結局は海外に憧れてるだけなのかもしれないんですが。
僕はかなりミーハーなので、行くなら世界都市、ラスト残したニューヨークが第一候補です。でもパリもやっぱり捨てがたい。
そんでもって、一人旅もこれで終わりです。
時間うんぬんじゃなくて、これからは一人じゃないと出来ない、もしくは賛同者がいないようなことはしないと思ってます。結構チャリ旅で完全燃焼した感がありました。
なんだかんだいって、「何を見るかじゃなくて誰が隣にいるか」ってひしひしと感じた一年だったもので。
では、
長々とお付き合い頂きありがとうございました!