若さが贈る

いつまでも、心に青春を。

出会いと別れとエッフェル塔と

パリ生活20日目

やっぱりマルコの裸は一日だけでお腹いっぱいだし、最後は身動きが取り易いほうがよいと思い、ホステルに移る準備をする。

というか寒いからって言ってタンクトップを着ている。

イマイチ基準がよくわからないなこのおっさん。

 

しかしながら、

一人になったら一人になったで日中はやることが無い。

一応ラスト3日間を高めていく為のプランはあるが、全部夜だ。

 

日本に帰る前にやっておきたい課題があったので、見納めも兼ねて通い詰めた図書館に。

それにしても相変わらず皆勉強している。

結局フランスの学生について知れないまま帰るのか。

いな、そんなことでいい訳が無い。

 

ポストイットに「なんで皆こんな勉強してるの?今休みでしょ?」とメッセージを書き、隣で一生懸命勉強している子に見せる。

「Why does everyone...あ、私日本語喋れますけど。」

・・・え、めっちゃ恥ずかしいんですけど。

 

彼女は日本生まれのハーフで、小学校からずっとフランスで育ち今は大学に通っているという。

話した内容大雑把にまとめると、

フランスのギャルはシルバー系の金髪染めしているらしい。

大学では留年、中退、進路変更はけっこう当たり前。ロングバケーションの時に遊んで、大学期間中はほぼ勉強でバイトやサークルがないこと。卒業後に就職活動が始まり、ニート期間があること。

 価値観は日本人と本当に間逆であること。空気読まない、他人の事は別にって感じは当たり前。

かれこれ2時間質問させてもらった。

 

そしてラスト3日を高める第一弾、エッフェル塔からのセーヌ川クルーズへ。

 

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 いかん。

これは帰りたくなくなる。

そもそも一人で来るべきじゃない。これはガチで彼女と来ないといけないやつ。

だいぶんメンタルをえぐられつつ、14ユーロ払って船へ。

 

 

あー、綺麗や。

見慣れた街並み、あんまり見なかった場所、それら全部ひっくるめてこの3週間の日々が思い出される。

 

今回もいろんな人に会った。

ちょっと話しただけなんだけど、また会いたいって思う人、これが最初で最後で、もう一生会う事はないんだろうなって人。

初めて人に会う瞬間が凄く好きで、旅を始めて1年。

出会って別れてを繰り返す中で、今度は一人の人と深く長く関係を築いていけたらどんなにいいかって思い出した。

 ときめきや刺激は今までよりか少なくなるかもしれないけれど、それはそれでいいような気がしてる。

 

とか思ってたら途中から寒すぎてそれどころではなくなった、一時間だった。