パリ郊外で宅飲みやってきた
パリ生活18日目
朝起きてからシャワー浴びたいなーと思いながらごそごそする。
昨日何もニコに聞かないまま寝てしまったから、どう行動をとればいいかが全く解らない。
ニコまだ寝てるし。
えーどうしようってうろちょろしてるとお母さん登場。
「Do you want to take a shower ?」
「Yes, I・・・ええええええっ!?英語喋れるの?!」
もちろんとウィンクするお母さん。
昨日の気まずさはなんだったんだ。
そしてお昼はお母さんお手製の鮭パスタ。めっちゃうまいねん。これが美食の国かい。
その後は電車にガタゴト揺られてパリへいってブラブラ。
夜はニコが友達と飲むと言っていたので、ついて行く事に。
長いパーティーだと言っていたのでクラブかあ、ちょいと苦手なんだよなと思いつつニコの車に乗り込む。
「到着だよー。」
・・・えーと、家じゃん。一軒家じゃん。
あ、そうか。友達乗せていくのか、と思ってたら降りろと合図。
は?みたいな顔なままスルスル家の中に。
ニコ、ニコの男友達×2、女友達×2、僕。
おや?おやおや?
本当に?飲むってこういうことだったの?
これって会話全くわからないやつじゃないのかなあ。
ハイ終わったー。確実に終わったー。これ朝までとか究極の罰ゲームじゃんファック。
さあ、案の定会話が全くわからない状態でスタート。
タダのマネキンに成り下がる気はないので、ちょくちょく英語で質問して教えてもらう。ニコの友達(フランス語)→ニコ(日本語)→僕(英語)の見事な循環。
そして恒例の飲みゲームを始めることに。
前回のバックパックの時もフランス人の集団と飲んだ事があるが、こっちでは1shot、つまりグラスを全部空けるのではなく一口飲むのがルールらしい。大学の謎の一気よりこっちの方が楽しい。
でまあ皆次第に酔っていき。
ベッラベラよう喋るなこいつらっつーくらい喋る。
そもそも最初の段階からベッラベラ喋ってたけど、全然人の話聞こうとしない。
隙あらばという言葉が生ぬるいほどかぶせてくる。
自由やな、フランス人。
って言ったら、フランスはリベラルだフリーダムだなんて言うけど実際そんな事はないよと言われた。
その後は結構日本について話した。
日本人男性はおっぱいが大きい女性が好きなの?なんでなの?!とか、
某大手飲料会社の面接受けてスカートが短すぎるからアウトだよ君って言われたんだけど、なんなの?差別なの?!とか。
結局家に帰り着いたのは朝の7時。
久しぶりの長丁場で、
「ニコ、吐きそう。。。」といって心配をかけたのは言うまでもない。