日本の剣士、世界の剣士。
パリ生活8日目
最近はパリジャン、パリジェンヌを求めてカフェ歩きにはまっている。
その為ついついカフェを見ると中を覗き込んでしまうようになってしまっていた。
ノートルダム近くのとあるレストラン。
このレストラン、今日なんか日本人多い日だなーっと思いながら、
ぼーっと中を見る。
・・・あれ?
今見たことある人がいたようないなかったような。
気になるので引き返してみる。
なんと、
高校の同級生がいるではないか。
・・・じゃ、
ジャージじゃなくてよかったぁぁああ!!!
(ノートルダムの近くに住んでいるので周辺をお散歩するぐらいならいつもジャージで外でてます。笑)
ちなみに再会した彼女は高校時代に一緒にイギリスへホームスティに行った仲。
卒業旅行でヨーロッパに来るとは聞いていたけど、なんの打ち合わせもなしにまさかこんなところで会うとは思っていなかった。
ちょうど向かう方面が同じだったので、ルーブル博物館まで道案内をすることに。
んでもって一応記念撮影。笑
夜はパリで一番大きいと噂の剣道場に向かった。
ヨーロッパで剣道は意外と盛んらしく、その中でもフランスでは人気が高いらしい。
むろん僕もなんだかんだ魅力に取りつかれ小学校3年から大学終わるまで剣道続けてきたけれど、剣道ってなにがいいの?って言われると多分こういうところっていうのが下の動画。
今回道場に足を運ぼうと考えたのは、むろんコミュニティに入り込むためだ。
自分の得意分野で相手の敬意を勝ち取る。初対面の人間と距離を縮めるうえで、なんだかんだ言ってこれが一番早い気がする。
平日にも関わらず30人近く集まっていた。普段は倍近くがいるらしい。
日本人・フランス人半々で、みんな日・仏のバイリンガル。
最初に声をかけたバードさんからは面白いことを色々教えてもらえた。
段位はフランスでも取れること。
竹刀はフランスでも売っているが、皆通販か日本に出張する際にまとめ買いして帰ってくること。(パリー東京の出張ってどれだけかっこいいんすか)
道場の先生(8段)は東大を中退してフランスに剣道を教えにきた良い人であること。
練習が始まる時間になる。
さすがに防具までは持ってないので、僕は見学だ。
「お願いします!」「かまえて!」などは日本語で、あとはフランス語という変な感じに笑ってしまい。
この人上手いなーって思ってたらヨーロッパ個人チャンピオンと判明し驚き。
たくさんの日本人とフランス人が防具をつけ、面を並べ正座し、「ありがとうございました!」と礼をする。この光景に最高に感動した。
「いつでもウエルカムだから、また来なよ。」
その一言がむしょうに嬉しかった。