若さが贈る

いつまでも、心に青春を。

エッフェル塔50人組み手

パリ生活4日目

「フランスいるんだなー、俺。」

エッフェル塔セーヌ川のコンビは、そういう思いを掻き立てる。

バックパックで来た時も思ったけれど、エッフェル塔と東京タワーってなにか似ている。

エッフェル塔の方が、なにかこう、無機質な感じはするけど。

ずーと眺めていたくなるが、今回はその為に来たんじゃない。

 

 友達が欲しい。

いや、それ以前に話す人が欲しい。

けっこう色々一人でやっても大丈夫な方だが、やはり何日も話し相手いないっていうのはちょっときつい。

というか、そもそもこっちに来た目的がパリの女の子と仲良くなりたーいって気持ちだったので。

 

50人くらい声をかけまくりますか。

 

あ、

ちなみに僕はナンパなんて東京にいる時でさえした事ありません。笑

もっと言うと、

合コンも大学4年間でまともにした事がない。

そんなやつがわざわざ海外まで来て慣れない英語でナンパしようだなんて、自分でも笑えてくる。

海外効果ってやつですかね。

まあ、つべこべ言ってても仕方がない。

 

さて、やるか。

 

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・・・おーと?

夏に来たときとは違って、芝生で飲んでる人もベンチに座っている人もいない。

こういう人達を狙うつもりだったのに。

計算外れだ。ちっ。

しょうがないから「写真撮りましょうか作戦」に変更。

 

※「写真撮りましょうか作戦」とは

文字通り写真撮りましょうかと話しかけていくこと。

大切な事は目を合わせてニコッとする事。

それから気さくに「やあ、大丈夫かい?写真撮ってあげようか!」と勇気を出して声をかけれたらしめたもの。ただし、ウィンクかまされた時にこっちがノックダウンされないように注意が必要。

観光地ならでは必殺技だ。

 

これ、結構楽しい。笑

しかし写真を撮ってちょっと話すだけで、なかなか先に進まない。 

 

お、

俺のトーキングスキルぅぅううう!

いやそもそも英語でそんなにベラベラ話せないし。

ていう写真撮ってるの基本観光客でたまに何語かわかんないし、フランス人じゃねぇぇぇえ!!

前途多難すぎる。

え、なに、こういうときなんて話せばいいの。

「どっからきたの?そうなんだー。お昼食べた?まだなんだ!じゃあ一緒行こうよ、俺一人でさみしいんだよねーwww笑」

みたいな感じ?

いやー、無理っしょ。

そんな鋼メンタルもってませんって。

 

まず日本で練習して英語覚えてくるべきだったと冷静に分析し始めた頃、なぜか雹が降り出す。 

結局志半ば(多分10組くらい)で引き上げるヘタレ全開な自分がなんだか情けなくなりながらも、僕はエッフェル塔を後にした。