私のお家、パリシェモア
パリ生活2日目
午前10時、僕は人生で滅多にない「告られる」イベントを無駄に消費してしまったホステルを後にして5区に向かった。
出だしから後味悪いぜコノヤローバカヤロー笑
それでも気分は晴れやかだ。
何を隠そう、今日からパリでのアパート生活が始まる。
立地はノートルダム大聖堂まで徒歩1分、周囲にはスーパーも飲食店も数多く揃っている。
引渡しの予定時間より早く着いた為、僕はノートルダム大聖堂を見学することにした。
すごーい。きれーい。でかーい。
今なら観光で出来る旅人のさしすせそ的なの作れそうな気がする。
中に入ろうとするが、スーツケースがあるので教会内に入れない。
仕方がないので、傍のベンチで昼食を取りながら待つことに。
観光地にくれば観光客が多いなあ。
そんな当たり前のことを考えながら、思い思いに写真を撮っている観光客をぼーっと眺める。
僕はと言うと、大事な昼飯であるパンをちぎって鳩たちに餌付けし続けていた。
何人かに写真撮られていたようだけど、気にしない。
シュール極まりないwww
予定時間になりアパートに向かった。
今回のアパルトマンはパリシェモア(パリの私の家と言う意味らしい)という会社経由で見つけた。家具や光熱費が含まれていて、敷金もかからず日本人スタッフもいる。
パリ・アパルトマン滞在|日仏文化協会 パリシェモア PARIS CHEZ MOI
えっ、でか。
てか、すご。
写ってないけどダブルベットだからね。
これ一人で使うのもったいなくね、マジでってレベル。
期待以上でテンションが上がった僕は、なぜか優雅さを楽しもうと部屋でゴロゴロしてしまった。
このままじゃひきこもりになってしまう!と16:00くらいにリュクサンブール公園に向かうも、人がおらずあえなく退散。
一旦部屋に戻った後は、ノートルダム大聖堂を見に行ったり、アパートの周辺を探索。
近くのスーパーで夕食の買い物を済ませ、記念すべき自炊一食目はカルボナーラ。
日本とは違いチーズが気持ち安い気がするなー。60gのパルミザンが180円ほどである。
これが大学4年間の自炊で培った実力じゃい!!!
「いただきまーす」
・・・あれ?まずい。
レシピは一緒のはずなのに、なんでえ。
もしやと思い、使った材料(パルミザンやこしょう、塩など)をあらかた舐めてみた。
味が全然違うやないかーい。
当たり前と言えば当たり前だが、これは苦戦しそうな予感がする。
なにはともあれ、これからがパリ生活本番だ。