若さが贈る

いつまでも、心に青春を。

身震いがする、そんな恋の街

パリ一日目

パリの朝は遅い。

7:30くらいになってようやく空が明るくなってくる。

午前中は何をしたかわからないまま時間を無駄にしてしまった。

 

せっかく来たのになにもしないのはよくないよなーと思い、重たい腰を上げ大学突撃作戦を実行することにしたのは15:00前のこと。

「作戦」とはいっても、大学にふらっと入って

「パリの大学見たいんだけど案内してよ!」とそこら辺の学生を捕まえて仲良くなろうという単純なものだ。

しかもそばにはソルボンヌ。

フランス国内トップの大学でしょ?

実際に世界の大学には興味があったし、フランス最高峰の学生がどういうものかも知りたかったから、これは行かないわけにはいかない。

 

しかし、甘かった。

ソルボンヌ大学の入り口は全部警備員がブロック、大学関係者以外は完全に立ち入れないようだった。

テロのせいだよなあ、これ。

だったら入り口で学生捕まえて交渉すればいい話だが、その場ですぐに立て直せるようなメンタルと語学力なんて持ち合わせていないから、とりあえず近くのリュクサンブール公園で休むことにした。

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やはり冬は花が枯れていて、夏の時のような華やかさはない。

やっぱ来るなら初夏ぐらいがベストだなーなんて思っていたのだが。

そう思うのも束の間、

僕は衝撃的な光景を目の当たりにした。

 

学生らしきカップルが

公園の中でキラキラと目を輝かせながらダンスをしていたのだ。

僕が見ていただけでも10分は踊り、フィニッシュは抱き上げてからの熱い接吻。

 

こ、これが恋の街パリか。。。

心の底からそう思わずには入られなかった。

いいもの見せてもらいました。パチパチパチくらいのレベル。

もちろんスタンディングね。

加えて6区に来てから女性は皆美しいし、景観は最高だし身震いが止まらない。

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※5・6区は学生街で大学が荘厳。ちなみに1~4区はセントラルで皆が抱くパリのイメージそのままの美しさ。

僕が滞在するホステルは19区の為、景観は良くなく中国人等も多い。(低所得者・移民は北東部に集中し、高所得者は西部。)

バックパック中に出会ったフランス人の話では7区周辺が一番レストランが高く、反対に12区周辺はリーズナブルにおいしいフレンチが食べられるらしい。

 

結局今日はチキリにチキリまくり、何もせず早々と宿に戻ることに。

というか体の芯まで冷え込んでしまうような寒さとトイレがない為、そう長くは外にいられない。パリ寒いよー。

てかヨーロッパお手洗いないのがつらいよー。コンビニ作ろうよー。

 

そういう言い訳はいいとして

「明日はチキン封印やな」と、僕は心に誓った。