楽観視したいのに、つきまとう不安
今回は残念なお知らせです。
結論から言うと、パリ行きを見送った。
おっ、おう。
昨日の今日でなんで?って思う人がたくさんいるかも知れないけれど、
パリ行きの切符、
僕はエティハド航空っていうUAEの航空会社でチケットを取っていた。
(成田⇒UAE⇒パリの経由コース)
ホントのところ、取るときからちょっとは不安があった。
これひょっとしたらひょっとするんじゃねーかって。
だから外務省に問い合わせたり、航空会社に問い合わせたりもした。
UAEって今やばいっすかってコールした。
いや、外務省に電話してる僕のほうがやばくねっていうのは置いといて。
聞く限り、なんの問題もなさそう。
一回はそれで「いく」という決断をした。
しかしながら、どうも不安が拭い去れない。
そして、きた。
今朝のニュース。
戦争してんだよ、そこにいって自分だけは大丈夫なんて言えるようなノー天気さはさすがにない。
今は大丈夫かもしれないけど、帰国のときの1ヶ月後は危ないんじゃないのか?
だったら帰国便だけ別の航空会社で取り直して対応すれば?
そもそも往復便自体取り直したら大丈夫じゃ?
でも、日本にいるより遥かに危険がつきまとう。。。
色々考えた。
みんなは多分「びびりすぎだよ」っていうと思うし、僕も実際そう思う。
それに海外に長期滞在なんて、人生のうちでラストチャンスだし、
パリの洗練された町並みを眺めながら洗濯物干して、かわいい女の子と仲良くなって、友達の開くパーティーにいって、、、なんて想像もして凄く楽しみにしていた。
保険も入った、今日の為に引越しも急いでやった、卒業旅行も断った、お金だって換金した。ブログだって作った。
引き返せない、十分すぎる理由もあった。
4時間迷いに迷う。
どーするよ。おい、どーするよ。
なんかもう、どうでもよくなってきたからこのまま行こうかなあ。
どっち選んでも後悔するんだろうな。。。
そしてなぜか、僕の不安が勝ってしまった。
「確率は非常に低いかもしれないけど、自分では気をつけようの無い命に関わるリスクに自分から飛び込んでいくこと」を、どうしても許容できなかった。
とりあえず、
やることがなくなった。