若さが贈る

いつまでも、心に青春を。

初めてコミュニティビジネスの現場に足を踏み入れた話をしようと思う。

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これは転職が決まり上京したての5月くらいの話だ。

この時はまだ自分の家が決まってなくて、友達の家に転がり込んで居候させてもらっていた。

まあ、自分の家じゃないと出来ることが限られるというか、やる気にならないからTinderをだらだらやっていた。

すると美人系のアラサー女性となんかマッチングして、あれよあれよと会うことになった。

彼女は高学歴で何回か転職を行っており、今年になって会社を退社し独立したとのことだった。

この時はまだ、「ハイスぺアラサー女子と楽しく遊ぼう」くらいの気持ちだ。

真面目な話が刺さるだろうと思って、最初からフルスロットルで自分の持ち球を惜しみなく出した。

案の定彼女は興味津々で聞いてくれ、たぶん「私の話が理解できるしっかりした年下君」くらいのステージにいたと思う。

いい感じになってきて、ふと彼女が口を開いた。

「私の一番尊敬している○○さんっていう人が今度20代向けの講演会するんだけど、よかったら来てみない?」

そのときは話を合わせて「ぜひぜひー!」なんて言っちゃってURLを送ってもらってバイバイした。

 

帰ってからそのURLを開いてみると、ものすごく内容がうさんくさい。笑

普段だったら10,000円だけど、若者限定に3,000円で講演会開きます、みたいな。

絶対行動経済学かなんかの初歩トリックだろってあからさまにわかる。

とりあえず主催者のこいつ誰だって調べてみたら、そこそこ有名っぽかった。

仮にこの主催者をA氏としておこう。

まあ光も闇もすべてを内包し中庸の道を歩くっていうのが僕の信念だし、このA氏はマーケティングが専門分野らしいのでその話が少しでも吸収できればと行ってみることにした。

 

会場には20人くらいいただろうか。

一番若くて大学生、だいたいは僕と同じぐらいの年齢の人達だった。

まあ20代限定のイベントだから当たり前か。

20人の構成は新規参加者の10名と、その10名を連れてきたA氏のコミュニティメンバー10にだった。みんな、それぞれA氏が運営しているコミュニティに所属している人から紹介されて参加している形式だった。(僕を誘ったティンダーのアラサーちゃんも所属している)

 

時間になりA氏が登場し話を始めた。

コミュニティにすでに所属している人達は、A氏の話にすべてうんうんとうなづいたり、感嘆の声を漏らしたりしている。

いや、自分ら一回この講演聞いたことあるのにその反応はおかしいやろと思いつつ、ぼーっと話を聞いていた。

どんな話だったろうか。

 

俺は年収1億は軽く超えている。

たくさん金を使って自分に投資しろ。

誰も信じるな、どれも正しいしどっちでもいい。

 

とかだったかな、主要な話は。

1時間程度で講演が終わった時、多分僕はものすごい顔をしていたに違いない。

500円も払いたくねーすっからかんの内容じゃねーか。

コミュニティメンバーの人が「Aさんの話どうでしたか?すごかったでしょう?」と目をキラキラさせながら聞いてきたとき、

「いや、当たり前のことしか言ってなかった気が、、、。てかこれまだエピローグで次にちゃんと話すんですよね?」とあまりの衝撃で素の意見を言ってしまい場を凍り付かしてしまったくらいだ。

 

その後はひたすらA氏が運営しているコミュニティに入ればいかに素晴らしい経験が出来るか、人生が待っているかについて延々と話が続いた。

社畜で心を病んでいた私はAさんに出会って救われて今幸せです」みたいな。

一応情報としてどんな事を話していたかについて言及すると、

みんなでボディビルの大会を必死で応援して応援の力を実感したり、綱渡りのアクティビティで死と隣の合わせの緊張感を感じ感性研ぎ澄ましたり、高級ホテルで食事をして一流のサービスを経験したり、とかするらしい。

 

ちなみにこのコミュニティに入るための条件はこの時点では明示されない。

まあお金かかるんだろうなあくらいの感覚。

そして、話の最後にコミュニティに参加したい人は後日面談するとのことで、アンケートを取られた。

面談を行う理由としては、コミュニティのレベルを下げたくないとのこと。

これにはごもっともな理由でレアリティあげて確からしさを作ってんなーと感心した。

ここまで来たら最後まで付き合っちゃえってことで、後日面談を受けに行くことにした。

 

面談はA氏がコミュニティ用に提供しているオフィスで行われた。

僕の面談をしてくれたのはコミュニティ内で主要人物らしき人だった。

この際だからとコミュニティビジネスってなんやねんと根ほり葉ほり突っ込みまくった結果わかったことがあった。

 

コミュニティビジネスの本質は金を払って仕事をもらっている、ということだ。

A氏というコミュニティの中心人物はすでに一角の人物で、その人のもとには色々な仕事が集まっている。

彼の元に集まっている仕事は彼の気持ち次第で誰に振ってもいいものだ。

そこで、自分のコミュニティの人物に仕事を与えてやる。

そして仕事を与えられた人はその仕事でお金を稼ぐ。

仮にこの人をB氏としたら、B氏がそうやって徐々に力をつけてきたらB氏に対しても仕事が集まるようになる。

するとこのB氏の仕事、誰に振ってもいいからコミュニティの人物に振る。

こんな感じでコミュニティ内でぐるぐる仕事を回しながら参加者はお金を稼ぐという仕組みが出来上がっているんだろう。

この仕事をもらう集団に入るためにみんな高額なお金を払うというイメージだろうか。

ちなみに「いくらかかるんですか?」と聞いたら100万って言ってました。笑

このコミュニティの規模は200人くらいということだった。

こういった胡散臭い類のものが詐欺詐欺言われるのは、結局後から参画した人に仕事が分け与えられないからお金だけ払ったけど稼げないという現象が起こってしまうからだろうと想像している。

ざっくり言うとねずみ講みたいな仕組みが意図せず出来上がっている。

だから高いお金で契約して騙されたと思いながら返済に困窮する人たちが出たりするんだろう。

まあ意図して騙しているコミュニティもあるんだろうけど。

今回行ったところは正直そんな感じではなかった。

 

 

こういったコミュニティ内で仕事やお客をまわすっていうスタイルは、これからの個の時代で主流な稼ぎ方になるのは間違いないだろう。

それに気づけただけでも有意義な体験だったなあと、表参道のカフェで振り返った休日でした。(笑)

あなたは大丈夫??論理的に話しているつもりの自称”理詰め女子”が恋を破綻させるワケとは。

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こんにちは!

恋愛だろうが冷静に分析します、行動型考察系ブロガーのカズマです。

 

さて、今回は大人になればなるほど増えてきた”自称理詰め女子”について。

基本女の子は異性との関係を築いていく中で感情が主体になることが多いのは共通認識だろう。

そんな彼女たちの中にも、「私、男なんです。」っていう子が一定数いる。

私男なんですっていうのは色々な意味があるけど、ここでは感情ではなく理屈で話しているっていうことを指している。こういう人は大抵議論好きという認識も重ねて持っていることが多い。

で、最近感情じゃなく理屈タイプの女の子たちと話す機会が多かったんだけど、話を聞いていて「ん?」って思うことがあった。

それは、全然論理的じゃないってこと。

というか、実は彼女たちは自己認識で大きな勘違いをしていて、いずれ大切なパートナーを失うトリガーになりかねないなとも感じた。

では、

感じた違和感とはなにかについて順を追って説明したいと思います。

 

 

本当の理詰めって?

 

論理的に話すというと、「AはBである。BはCである。従ってAはCである。」といったことを思い浮かぶだろう。

確かにそれも論理的ではあるが、こと人間関係においてそれだけでは論理性、客観性を網羅しているとは正直言えない。

対人において本当に論理的であるということは、全て(相手)の状況を客観的に判断し何が適切かを考えることだ。

 

例えば、2週間前から決めていたデートを彼が別の理由でキャンセルしたことに怒っているとしよう。そのときあなたは「2週間前からわかっていたことなのに、それ以降に入った予定でキャンセルするのはおかしい」と彼に説明する。確かに理論的だ。だけどそこに彼がどうしてキャンセルするに至ったかのファクトは全く考慮されていない

もしかしたらあなたとデートの約束をする前から非常に重要性の高い急用(わかりやすい例で言えば親の病気とか)が入るかもしれないことがわかっていたけど、あなたに心配をかけたくなくて黙っていたのかもしれない。

そう思うと、彼があなたとのデートをキャンセルしたことの方が妥当性が高かったりしないだろうか。要はそういうことです。

 

 

自称理詰め女子の特徴とは?

 

では、真に論理的かつ客観的であることと自称理論派の女の子達の決定的な違いはなんだろう。

それは、自称理詰め女子は私の怒りのメカニズムを筋道立てて話しているだけ、という点だ。つまり、自分の都合でしか物事を考えてないんだ。

前の例でいうと、「2週間前から決めていたのにキャンセルするなんて」はたしかにごもっともかもしれない。

だけど、それはもっと大きなところ、メタ的な視点で見ると、ただ自分の都合を感情的に押し出しているに過ぎない。

そしてなによりやっかいなのは、本人は自分が正しいことを言っていると思っていて絶対にひかないことだ。

これ、相手からしてみればどう感じるでしょう?

私は正しい、あなたが悪いという怒りをクドクド言われるんですよ、しかも自信満々で。

簡単に想像できますよね。そんなことされて嫌な気持ちにならない人間なんていません。これじゃあ、彼を失いかねないのは目に見えてわかる。

 

 

じゃあどうすればいいの?

 

では、どうすれば恋を破綻させる危険をさけることが出来るのか。

それは、①多面的思考を必ず挟むことと②それが無理なら「私は怒ってる」とドストレートに伝えることだ。

多面的思考を挟むというのは、言わずもがな考えられる状況すべてを網羅したうえでどうして彼がそのような行動をとるに至ったのか、その行動に妥当性はあったかをしっかりと考えることだ。

何度もいうけど、これが出来ないんなら、いくら筋道立てて話そうがそれは本当に論理的であるとはいえなくて、ただ自分の都合を押し付けているだけです。

 

で、

それが出来ないのであれば、あえて筋道立て話したりなんかしないで「怒ってるんだよ?」っていう感情を全面的に押し出した方がよっぽどいいと思います。そっちの方が男サイドからしてみても対応は格段にしやすいし、嫌な思いもしない。

 

 

余談だけど、やっぱり生物学?的に男女の考え方の違いっていうのもあるかもしれないから、そういったところ今一度見直すのもいいかもしれません。

この人と結婚していいの? (新潮文庫)

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『フリーランスの仕事のリアルが知りたい!』ということで交流会に行ってきた。

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こんにちは、行動型考察系ブロガーのカズマです。

私の強みは2点ありまして、1つは物おじしない行動力で何事にもスピード感を持って挑戦することと、もう1つは経験した事象に対し細やかな分析を行い本質を掴もうとすることです。(なぜか面接風にいってみた)

まあそんなカズマはバリバリのサラリーマンでして、会社の看板に頼らずに自分の力でお金を稼いでいる人達に物凄く興味がありました。

じゃあ会ってみようかと、フリーランスが集う交流会に先日足を運んだので、そこで感じたフリーランスをやっている人ってどんな人達なのか、どんなスキルに秀でているのか、実際に仕事はどんな感じなのか、についてまとめてみたいと思います。

 

交流会ってどんな感じだった?

今回参加したのはフリーランスの人が主催するフリーランスの人達のための交流会。

会場はあの確定申告で有名なFreeeさんのオフィスでした。

フリーランスって個人事業主だし、自然とこういう会社とコネクションが出来るんだろうなあと感じました。

参加者は40人くらいいたでしょうか。

だいたいの流れは成功されている先輩フリーランスの方々が登壇し公演、

パネルディスカッション形式で参加者たちの悩みや質問に答える、

最後に立食式の交流会で各々名刺交換したり登壇者の方とお話したりでした。

全体的にかっちりした印象はなく、ラフな感じで気を張らなくてよく心地よい雰囲気でした。

 

こういった感じの交流会は色んなところで色んな人がやっているみたいです。

 

フリーランスの人達の印象

 

たくさんのフリーランスの方が会場にいたのですが、全体的に感じたのは『なんかゆるい』です。

僕がコンサル業界にいるからかもしれませんが、ピリピリした感じもなくものすごく穏やかな雰囲気を持った人たちばっかりだなという印象でした。言葉を選ばずいうなら普通の人達だなって思いました。こう、もっとガツガツしていたりギラギラしていたりを想像していたもので。

また職種柄はSEやWEBのプラットフォーム、コンサル系が多かったです。

やはり組織に属さず個人で仕事をしていこうと思ったら、どうしてもスキル重視や一人でも仕事になる職種に限られてくるんだなあという気がします。

最後に、これはフリーランスの方々がおしゃっていたことなのですが、起業家ともテンションが違う、とのことです。

これは先述したなんか緩いとつながっているのかもしれませんが、彼らがフリーランスという働き方を選んだ理由って現状に対するネガティブなものが多いんですね。

満員電車に乗りたくないとか、趣味の時間を確保できなかったとか。

一番根本にあるのは、生きるって仕事だけじゃないよね、自分が一番幸せに過ごせるワークライフバランスを突き詰めたらフリーランスという選択肢だったというものでしょう。

これがガツガツさやギラギラさを感じさせない部分なんでしょうね。

 

フリーランスに必要な資質って?

 

今回の交流会で様々なフリーランスの方と話しましたが、彼らに共通していること、というか圧倒的に会社員とここが違うという点が1つありました。

それはセルフブランディングをすることに全く躊躇がないということです。

あとは専門性の掛け算の上手さでしょうか。

セルフブランディングとも似ていますが、自分の持っているリソースを全て活用して他と差異化を図る点に長けている、もしくはものすごく注力しているようでした。

 

仕事はどうとって来ている?

 

一番多いのは前職からの紹介のようでした。

企業に頼んだら高いけど、個人なんで安くできますよー、とこれまでの社会人(企業人)生活の人脈をフルに活用していると言っていました。

次に使う手段はマッチングサイトだそうです。

あとはコミュニティ内で回している印象を受けましたね。

こういった交流会にでる、仲良くなる、仕事回してもらえる、みたいな。

わかりやすくいえば成功したフリーランスの人に集まる仕事をそれに付き従う人たちが分け与えてもらっている、といった感じでしょうか。

 

なんにせよ、0⇒1で仕事をするのは難しいとの見解です。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

フリーランスというと華々しいイメージを感じる人も多いかもしれませんが、実際には想像されるほど稼いでないし苦労もするようです。(正直人によりけりみたいですけど)

少しでもフリーランスに興味がある人の参考になったら嬉しいです。

 

 

hiro-red.hatenablog.com

 

併せて読んでみてね!

漫画の名言から学ぶ!平凡な人間が突き抜けるための方法とは?

どーも、カズマです。

僕は結構スポーツ漫画を読むことが多いのですが、最近ハイキューというジャンプで連載されているバレーボール漫画がかなり熱かったので、今回のエントリーを書きたくなってしまいました。

 

ハイキュー!! 27 (ジャンプコミックス)

ハイキュー!! 27 (ジャンプコミックス)

 

 

才能とは何かを考えさせられた学生時代

 

よく天才には勝てないという議論があります。

正直、生まれつき持っている能力が違うっていうのは少なからずあると思ってます。

例を挙げると、僕には教科書を3回読んだらページ数まで覚えてしまうという兄がいます。

彼は高校時代、試験前にスラムダンクを読みながらセンターを県内2番で抜け、東大にストレートで入ったという猛者なのですが、まあ一番近くで見ていた僕からしてみたら「こいつは能力が違いすぎる。」という感じでした。

そんな奴が東大の大学院を諦めた時、ふといった一言が今でも頭に残っています。

「もしかしたら落ちるかもしれんしなあ。あいつら(受験者)頭が良すぎるんだよなあ。」

こいつでも勝てないって思う人がいるのかと衝撃でした。

まさに上には上がいると体感した瞬間でした。

 

そのときから、「自分は天才にはなれないんだ」と感じるようになりました。勉強だけでなくどの分野においても。

だって、才能が俺より上のヤツがいるって言わなくなるのは世界の頂点に立つただ一人の人間。

裏を返せば、ホントに世界の上位層以外は平凡だといってもいいくらいです。

 

じゃあ、自分は平凡な人間だから平凡なままでいいのか、といったら違う

 スポーツであれば勝ちたいし、仕事であればより良いパフォーマンスをだしたい。

そんな時どんなスタンスでいればいいのか、3つの漫画から学び取ってみたいと思います。

 

ところで平凡な俺よ、下を向いている暇はあるのか。

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ハイキューは主人公1年生コンビ2人の活躍を中心に、古豪と呼ばれたバレー部が全国を目指していくストーリー。

この坊主頭は2年生で、時期エース候補でそこそこ強いという位置づけです。

初出場の全国大会で優勝候補相手に思ったように活躍出来ない坊主くん。

それどころか勝負所でスパイクが決まらず失点してしまいます。

 

主人公達みたいなスペシャル技術も身体能力も持ってない、3年には自分より背の高い本物エースがいて、同じ学年でも県下トップレベルのリベロがいる。

そんな状況に周囲の人間誰もが「このまま崩れるんじゃないのか」と心配します。

だけどこの坊主くんは一味違いました。

才能を理由に自分が活躍できないプレイヤーだと諦めることは絶対に嫌だ。

そうして自分にこう語りかけます。

「ところで平凡な俺よ、下を向いている暇はあるのか?」

とにかく前に進もうという気持ちで打ったスパイクは決定打となり1セットもぎ取ります。

 

平凡だとわかっているのなら、それを補うために前に進み続けるしかない。

そのスピリッツに非常に心を打たれました。

  

何もできない存在としての自分。どうすべきか知っている。口を閉じてただ脚を動かせ。いつか必ずやってくる「できるようになる」瞬間まで。

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 スラムダンクで有名な井上先生が描く偶像劇・リアル。

スコーピオン白鳥というプロレス界の大スターは怪我のため歩けなくなり、リハビリに励みます。

かつて栄光を手にしていた自分が歩くことすら出来なくなった現実に取り乱しますが、すぐに心を落ち着けます。

そして言います。

「すまねえ、取り乱してしまった。何もできない存在としての自分。どうすべきか知っている。口を閉じて脚じゃねえ、腕を動かせ。いつか必ずやってくる出来るようになる瞬間まで。」

達成したいことがあるなら、今辛くてもへこたれない、あきらめない。

定量の努力の先にある出来るようになる瞬間が絶対来ると信じ切れるかどうか。

かつてのプロレス時代の成功体験から編み出されたこの経験則はかなり説得力がありました。

 

REAL 13 (ヤングジャンプコミックス)

REAL 13 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

できるかできないかじゃねーよ。やるかやらねえかのどっちかしかねえだろうが。

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主人公・茂野五郎の野球人生を描いた王道スポーツ漫画MAJOR。

リトルリーグ(小学生)の時から、類まれなる才能と不屈の野球スピリッツで仲間とともに成長していくなんとも熱い主人公。

そんな主人公は常に弱小チームに身を置き強豪と戦い抜くことが多いのですが、高校3年時も例にもれず弱小チームにいました。(なんなら一から野球部作ってます)

この弱小部、かなり上手い一年ルーキーが入ってくるのですが、こいつが冷めたやつでして。

試合にでても、こんなチームでどうせ勝てるわけねーだろ的なオーラを出しています。

そんな新入生に主人公・五郎の一言。

「できるかできねえかじゃねーよ。男ならやるかやらねえかのどっちかしかねえだろうが。」

これはまさしく結果をだすために必要なマインド。

さすが熱血五郎さんです。 

 

 

最後に

いかがだったでしょうか。

まあ少年漫画(しかもスポーツ)だから、熱いというか根性、努力、気合的なもので満ち溢れています。

だけど僕はそれこそが突き抜けるために最も必要なことだと思っています。

 

才能で片付けてしまう前に、本当にやれるだけのことを全てやっているのかという自問自答。身の回りでこいつは天才だと思う人がいても、よくよく観察していると自分よりも量をこなしていたりするものです。

あいつは天才だと逃げる前に、そいつらに負けず劣らずのことをやっているのかということ。

努力することほどカッコ悪いことはないって、とある人が言っていましたが、平凡な人間は必要量の努力をしないと結果なんて出るわけないんです。

 

 では、今日はこれくらいで。

ついにブログの鬼門3カ月が終わったので、ブログ活動について冷静に振り返ってみた。

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こんにちは、行動型考察系ブロガーのカズマです。

やっとブロガー界で一つの区切りと言われる3ヶ月が経ちました。

もう8月が終わるのかと内心ビビっていますが、一カ月の前の僕は自身のブログ活動についてどう思っていたのでしょうか。

  

hiro-red.hatenablog.com

 

 要約すると、PV数は気にしないようにしてとにかく毎日書くという鉄則を出来る限り守るため20記事はリリースしよう、と。

さて、今月はどうだったのでしょうか。

 

今月書いた記事は?

 

今月書いた記事は全部で10記事でした

目標の半分、、、。

先月が7記事だったのでまあ書こうとしてたんだろうというのは伝わりますが、中々出来ていない印象です。

文字に起こすことがないというよりかは、推敲に時間がかかって表に出せていないという感じです。

前回も触れましたが、最初の三か月は毎日書く鉄則の前提が作れてないとそもそも論でどうにもならないらしいので、ホントにランニング日数はどうにかしたい。

 

気になる今月のPV数は?

 

今月のPV数はなんと712PVでした。

先月が420PV程度だったのでプラス300といったところでしょうか。

確実に数字が伸びてきて素直に嬉しいですね。(笑)

先月の予想では20日書けばSNS等対策しなくても500PVは行くかなといったとこだったのですが、嬉しくも上回ってくれました。

要因としては2つあって、

①検索流入が毎日コンスタントに増えてきた

②とあるコミュニティで紹介していただいてそこそこ稼いだ

という点ですね。

 

外部流入は先月にもましてすごいことになっていました。

なんと今月読まれた記事の90%は検索エンジン等からです。

3カ月たってきたらPVが伸び始めるっていうのを微量ではありますが実感しています。 

 

今月最も読まれた記事は?

 

hiro-red.hatenablog.com

 

2ヶ月前、6月に書いた記事が今月最も読まれたようです。

やはり恋愛系は強いですね。

トップ10の中にこの記事を含め、あと2記事恋愛系が入っていました。

  

hiro-red.hatenablog.com

 

 

hiro-red.hatenablog.com

 

 

そして今月書いた記事の中で最も読まれているのがコチラ。

 

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 全体の中でも2番目読まれている記事です。

僕のブログの中では初めての書評でした。

正直自分の価値観の根本に触れる部分だったので、書こうかどうか迷ったのですが、

とある出来事がきっかけで世に出すことを決意しました。

読んでもらえて本当に嬉しいです。

 

 

来月の目標は?

 

やはり何と言っても記事数・更新日数は最低限は確保したいという点は先月と同じです。しかし時間との兼ね合いも現実問題あるので、来月は最低でも記事数15記事は書くっていうことにしたいと思います。先月より少し目標値を減らして、今月の実績に背伸びしたイメージですね。

PV数は運営日数が増えるに比例してgoogleに認知されるようになり伸びていくようなので(いい記事を書いていたら)、流れに任せたいと思います。

それでも今月よりか増えていてほしいなあ。

 

最後に、読んでいただいている方に刺激を与えられるような良質な記事を書く、ということは徹底していきたいと考えてます。

今月のとある日、「いつも読んでます、考え方とか刺激になるし更新楽しみにしています」というメッセージと1人の方から頂きました。

とても嬉しかったし、同時に絶対に手は抜けないなと気が引き締まりました。

読んでくれている人が少なかろうが、自分がどれほどちっぽけな存在だろうが、全身全霊を文字にしてありのままの熱量を伝えたいと本気で思った瞬間でした。

 

というわけで、これからも応援よろしくお願いします!

海外バックパックの宿泊費を安く抑えたい人必見!!格安宿が探せるおすすめサイトを紹介!

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こんにちは!

行動型考察系ブロガーのカズマです。

 

これまでヨーロッパにいったりアメリカいったり、旅をする時にはいろいろな宿を使ってきました。

ホステルのドミトリー、アパートメントのレンタル、Airbnbで民泊、カウチサーフィンで民泊、野宿。

 

hiro-red.hatenablog.com

 

 

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hiro-red.hatenablog.com

 

そんないくつも種類のある宿ですが、海外バックパッカーの強い味方は何と言ってもホステルです。

理由は3つあって、1つは安さです。

安いところになればヨーロッパで一泊10ユーロ(現在レートで1,200円くらい)付近で泊まれます。当然朝食付きですよ。普通にホテル泊まりだと万単位するのに、、、。

もう1つは労力がさほどかからない点です。

カウチサーフィンにしろAirbnbにしろ、安いのは安いのですが宿を探すまでに一苦労します。それに対してホステルはものすごく人気なところでも回転率が高いところがほとんどなので、ハイシーズンでも滅多に宿を予約するまでに時間がかかるということはなかったです。

最後の1つは個人的にホステルの一番の醍醐味だと思っているのですが、世界中の旅行者と仲良くなれることです

 

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ではそんなホステル、しかも「なるべく安くて良い宿に泊まりたい!」という方に、

 今回はヨーロッパを1カ月半バックパックした時にメインで使った2つのサイトを紹介します。

 

ホステルワールド

www.japanese.hostelworld.com

 

世界170か国、35,000件のホステルが登録されている大型ホステル検索サイトです。

地域にもよりますが、ヨーロッパで言えば一泊10ユーロ代からのホステルが掲載されています。日本円換算したら2,000円余裕できるところがうじゃうじゃあります。

実はバックパック中に一番使っていたのですが、何が良かったかといったら口コミの多さです。

ホステルを選ぶときって安さはもちろん、実際にシャワーがどんな感じなのか、治安はどうなのか、スタッフの対応、宿泊客の質なども気になってきます。

そういった気になるところに手の届く口コミが多く、宿選びが非常に良質なものになりました。

 

ブッキングドットコム

www.booking.com

 

世界最大級の宿泊予約サイトです。

ホステルというよりかは格安ホテル、といった認識のほうがいいかもしれません。

ホステルワールドでどうしてもしっくりくるところがないなあと感じた時に使ってました。

常にどこかしらの宿でセールを行っているので、割安感はあるかもです。

 

 

例外編

今回はWEBサイトで安い宿はないか?ということで上記2つのサイトをご紹介しましたが、意外に地球の歩き方にも安くて良いホステルが載っていたりします。

地球の歩き方で目星をつけて上記2つのサイトで予約をしてみる、という使い方も通かもしれません。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

海外旅行といったら宿泊費、日数が長くなればなるほどそのウエイトは大きくなるものです。

是非上記2つのサイトを利用して、ちょっとでも浮いたお金で美術館に行く、現地の美味しいものを食べる、といった形で、旅をより楽しいものにしていただけると嬉しいです。

『杉村太郎、愛とその死』を読んで。

初めて杉村太郎さんに出会ったのは、今から3年前、大学3年の3月だった。

”出会った”、といっても、ご本人にお会いしたわけではない。

彼の20年以上にわたる就活本のベストセラー、『絶対内定』を手に取ったのだ。

 

 

そもそもの始まりは、杉村太郎さんが手がけたキャリアデザインスクール・学究館現館長の熊谷さんとの出会いだった。

大學の時、僕は全国の国公立の高校から60人程度選出される電通育英会という民間では最大の奨学金を受給していた。

この奨学生になると、奨学金だけではなく将来社会に貢献する人財の成長を促すための年に一回の泊りがけのセミナーと、各界で活躍されている著名人を招いた講演会が提供される。

熊谷館長と初めてお会いしたのは大学3年時のセミナーだった。

就活を控える僕たちのためのカリキュラムで、絶対内定の存在もその時知った。

 

それから時は流れ、就活が本格化し、外資系コンサルファームの選考に敗れた僕は、日系大手のエントリーシートがバカバカと落とされていく中でボロボロの状態だった。

覇気もオーラも、いつものお調子者でテキトーな感じも、全くと言っていいほど感じられないそれこそ別人のようだったと、かつての同志たちからからかわれるほどだった。

 

そんな中、ふと絶対内定が頭に浮かんだ。

「もう就活も終盤に差し掛かってんのに今更、、、」と思いながらも、すぐに本屋に足を運び手に取った。

 

ドカンと来るものがあった。

購入者の9割は挫折すると言われている556ページにわたる内容を、気づけば読み切っていた。

だが焦燥しきっている当時の僕には、彼の言葉はおそらくちゃんと届いていなかった。

なんとか内定はもらったのものの、巷で言う就活の失敗に絶望し、もう一度本腰を入れて『絶対内定』に向き合うことになる。

ここから、杉村太郎さんとの物語は始まった。

 

 

この本は何度目を通したかわからない。

思い悩んだ時、道に迷った時、いつも太郎さんの言葉を振り返った。

とにかく本から溢れだしてくる彼は、熱く、エネルギーに満ちていた。

次第に、どうにかして杉村太郎さんその人を知りたいという思いが強くなっていた。

しかし、ネットで調べてみてもぜんぜん情報が出てこないし、かつて時間を共にした熊谷館長にお話を聞かせてくださいというのは、やはり過去の人に関わっていることだから気が引ける。

そんな中、杉村太郎氏のパートナーとして傍に寄り添った杉村貴子氏が、彼と出会ってからの13年間を綴った本が出版された。

それが、『杉村太郎、愛とその死』である。

 

 

手に取って数十ページ読んだ後、僕はすぐに本を閉じた。

居ても立っても居られなくなったのだ。

ビシビシと伝わってくる情熱に突き動かされ、おざなりにしていた仕事を一気に片付けた。

妻・貴子氏の言葉の中にも、「杉村太郎」がいた。

いつも思う。本なのに、文字しかないのに、なぜこの人はこんなにもエネルギーが伝わってくるのだろう。

 

内容としては、大きく「ハーバードケネディスクールへの留学」と「ガンとの闘病」の2部にわかれている。

おそらくこの2つが、貴子氏が夫と歩んだ人生の中で感じとった大波であり青春だったのであろう。

このことは本書の冒頭にも述べられている。

その2つにフォーカスを当てた話は、貴子氏が大学3年生の頃に太郎氏に初めて巡り合った場面から始まる。

結婚、出産、留学、闘病と、最も真近で太郎氏を見てきた人間が感じた「杉村太郎」が、著書『アツイコトバ』の引用を織り交ぜながら綴られていく。

そんな中で繰り返し「杉村太郎」の人間像を象徴するかのような言葉がいくつか出てくる。

 

「絶対を信じる」、「夢」、「エネルギー」、そして、「愛」。

 

絶対内定でうっすらと出来上がっていた輪郭が、貴子氏の言葉で一つ一つ明確になっていく。

偉大、というよりかは本当に熱く、強く、愛に溢れた人だったのだろうと想像できる。 

これまでの話や、彼の著書を読んでいると、彼は「人生を全力で生きろ」を体現している超絶スーパーマンそのものだ。

しかし、貴子氏にもらした数少ない言葉や彼女が傍で見て感じとったことから、そんな太郎さんも苦しみ、思い悩みながらも前に進み続けた一人の生きた人間であったということが感じられることが出来る。

 

最後に。

本書の中で太郎さんが貴子氏に語った絶対内定にかける想いが幾度か登場する。

 

「これ(絶対内定)は、僕の遺書だと思って書いてるんだ。僕が死んだ後でも、若者の生きる道を示すことができるように、この指先から血が出るような思いで書いているんだ。」

 

貴子氏は、太郎さんのことを”心に棲む人”だと表現している。

ここにも一人、その想いを受け取った人間がいる。 

 

杉村太郎、愛とその死

杉村太郎、愛とその死